すずろ古書譚 (GUSH COMICS)

著者 :
  • 海王社
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本棚登録 : 143
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784796407281

感想・レビュー・書評

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  • 伊東先生の待望の新刊です。
    古書店で働く男性を通して、高校生~大学生へ成長する青年の青春と、本(物語)についての作者の考えがしっかりと伝わってきます。自分は何者なのか、とぐるぐる迷う青少年を懐かしく思いながらももうそこには戻れないからこその眩しさ、憧れなども随所に感じられて、とても充足した1冊です。
    伊東先生は一つ一つの絵をとても丁寧に描かれ、例えば台詞の横にある花、バンドデシネ入荷!のコマ、そこから物語を感じられる作家さんなので読んでいて想像力が刺激されます!
    同時収録のおじ様2人の恋も!胸がわくわくしてでも少し気恥ずかしい感じが伝わってきて楽しかったです。糠床を漬けるおじ様です、素敵です。
    最後まで読んで、繋がった!と二重にニヤリとしてしまう一冊です、ぜひ読んでみてください。

  • 古書店がしっとりたたずむ雰囲気が好き。
    なにか心に残るわけではないけど、この空気は好きだな。静かなお話でした。

  • あー久々にヒット!これはいい!
    まず伊東先生の絵めちゃくちゃ好きなんだよなあ本当に綺麗。デフォ絵も好き。
    古書にまつわる話とかも、薄っぺらくない。じんわりすとんと納得する。
    話の急展開や焦ってすっとばすみたいな流れがなくて、自然と最後まで読めた。ていねいに描かれてる感じがする。
    教授の言ってる「すべてに物語はある」こととか、妙に感動してしまった。
    最後のおじさんふたりの話もほんと……ほんとサイコー……理想形……こういうのを求めてた……
    書き下ろしも下手に語りすぎず素敵だった〜よかった〜

  • 表題作はあんまり好みじゃなかったけど、「ピロー・トーキング」はよかった。眠りの相性がよく25年ずっと何もなく一緒に眠っていたふたりが、今更と思いつつくっつくお話。好みじゃないと思っていたのにふと気づけば…というのがいいです。長年一緒にいるからこそのちょっとしたことで相手の心理がわかるっていう関係性が堪りません。

  • めっちゃ好き。特に書き下ろし。おじさんカプ好き。

  • 久々にBL買ってみました。
    BLのわりにキス止まりってのが好感持てました!!

    BLではヨネダコウさんが大好きなのですが
    この作品はどこか、中村明日美子さんに見えなくもない(笑)
    同級生?みたいな雰囲気もありつつな感じ。
    (あくまでも当社比でございます^^)
    あ、同級生も卒業生も大好きですが。

    とにかく古書店が舞台なのもいいし、
    ふたりの醸し出す穏やかな空気がいいですね。

  • 少年漫画っぽい「ゼロ式」で好きになった作家さん。

    私はよくBLコミックを買うのだけれど、多分「BL読み」ではない気がする。例えばこのすずろ古書譚、とっても可愛くて好きな作品なんだけど、BL?なのかな?少女漫画といってもいい感じ。

    古書店の店員の砂子くん(サラサラ直毛・切れ長ツリ目)も、全集を一冊ずつ買いに来る常連のトモ(癖っ毛ロン毛眼鏡)もどっちも受っぽくてなかなか進展しないっていうかそのもどかしさがリリカル少女漫画。好きなのよこういうの!(笑平さんみたいなのも好きだけど。……振り幅……。)同時収録の中年ものもキラキラした感じにリリカルなのがすごい。他の単行本もぜひ読んでみたい。

  • 大学生ならではじたばた、かな。そしてSFで出てきていた本ににやり。その二冊なんだ!

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著者プロフィール

漫画家、イラストレーター。単行本『白き面に囚わるる 陰陽師・安倍晴明』や、角川文庫『我、天命を覆す 陰陽師・安倍晴明』の装画を担当。角川ビーンズ文庫『少年陰陽師 そこに、あどなき祈りを』から「少年陰陽師」シリーズ装画を手がける。

「2019年 『少年陰陽師 まじなう柱に忍び侘べ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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