- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796408110
感想・レビュー・書評
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シリーズ最終巻です。
すぐ怒って怒鳴るところが子供っぽく感じる受ですが、これは…攻の方が子供っぽいというか、言葉が足らないだろ!!って感じで、そりゃ受も息が詰まるよねぇ〜って感じでした。
とはいえ家出中の受も自身が世界的なモデルであることを自覚せず、軽はずみな行動をしちゃう訳ですけど…まあつまりお似合いのカップルですね。
桐原パパも登場しますが、やっぱり余裕があってカッコいいわぁ。
本作にはメインカプの本編と、そのあとにスピンオフカプの2作が収録されていて、誕プレで悩むスピンオフの受が可愛いです。
どちらのカプもベッドでは激甘な上に、攻がオヤジの余裕たっぷりな焦らしテク全開で受を翻弄してます^^
スピンオフの話には、ほんの少しだけ[卒業式]のメインカプが登場します。
読んでなくてもまったく支障はありませんが、読んでいるとあの2人のその後を知ることが出来て、うまくやってるんだな…って嬉しくなると思います。
シリーズ4作、堪能いたしました!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
贅沢だけれど桐原の過保護が過ぎるところから飛び出したい暁斗の気持ちはわかるなぁ。
そんな暁斗が家出して、友達を見つけたり騒動を引き連れてきたり。
桐原と周囲の人たちの助けを借りて友達のために奔走する暁斗。
ホテル「イーズ・NY」でのシークレット・ショーで鶴が舞う中にモデルのEosが立つ姿がとてもドラマティックでステキでした。
事件が解決した後、桐原が暁斗へ弱音を吐いたのが可愛かったです。
桐原パパがあまりに大人過ぎてリックにはちょっと気の毒なくらいだけど、そこは惚れた弱み、ベッタリ甘えて愛されて欲しいです。
これで完結だそうですが、まだまだ気になることもあるので、できれば続編期待したいです。 -
どうぞシリーズの最終巻。
時を経て最後巻を出していただけて嬉しい。
NYに渡ってイーズのモデルとしての仕事をしている暁斗だが、それ以外は仕事らしい仕事もなく相変わらず恋人である征司の庇護下で生活しているようなもので、少しでも自分の足で立って征司に近づきたいと思っているのに征司は自分の手元から出そうとせず、、。
ついに爆発して家出らしきことをしている最中に出会ったのは若手のデザイナー集団で自分もなんとなくそのお手伝いが出来そうで新しく友人関係を築きだして行く。
折しもNYはファッションウィークで様々なコレクションの発表の為に街は活気付いている。
暁斗が人間関係の幅を広げ成長していく様と相変わらず甘々で恋人を甘やかすスパダリ征司の話でしたwww
もうひと組のカップルリックと東悟も、リックの方がと東悟を好きすぎて仕方ないけど東悟の方もちゃんとリックを見ていてくれてるのが伝わってきて良かったです。