華は褥に咲き狂う~鬼と剣~ (ガッシュ文庫)

著者 :
制作 : 小山田 あみ 
  • 海王社
4.13
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本棚登録 : 34
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796409544

感想・レビュー・書評

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  • 宮緒さんのお江戸…いやお恵渡BL第2弾。
    御台所×将軍のラブロマンスです。

    いや~、楽しかった。
    大奥だけじゃなく、江戸の町へ出て活躍する上様。
    辻斬りは出るわ、忍びは出るわ、妖刀は出るわで
    吉原…じゃない葦原で廓へ上がって大暴れ。
    ひかえおろう!的なお約束な見せ場も気持ちよかったです。

    一番好きなのは、やっぱり上様で、
    男である以外は完璧な妻を演じて見せる妻を
    べたぼれさせている人間の器の大きさ。

    ピュアすぎて人間味がないほどなんですが、
    ここまでだからこそ御台所が惚れたんだなぁと
    思えます。現代ものじゃなく時代劇だから
    ちょっとファンタジーな感じで受け止められます。

    あと、妻が華奢な美人受けじゃなくて、
    男らしい美形攻めなのもポイント高し。
    女みたいな受けだと何読んでるか分からなくなっちゃうので…
    打掛攻めという新しいジャンルが誕生しましたね!

    ラストはまさに上様の包容力爆発で、
    まさかのリバかなと思ったけどそれは違った…
    リバっても良かったな…

    咲×門脇の脇カプも気になるところですが、
    どちらかとそれはお笑い的な要素で萌えとは違うかな。

    個人的にはメインカプの方が、受けてる上様が
    意外とイニシアチブを握ってて好きですね。
    受けが攻めに好き放題されてる話は萌えないかな。

  •  架空の江戸である、「恵渡」を舞台とした時代物BL。タイトルからもわかるように『華は褥に咲き狂う』の続編です。BLで歴史物や時代物だと、雰囲気だけのなんちゃって時代物になりがちだけれど、本シリーズは調査もしっかりとしており、BL要素を抜いて考えても、きちんと時代物として成立しているという点で、私的にはかなり好感度は高いです。
     なんといっても表紙からは受け攻めがどちらかわからないのも、個人的には萌え~ですね。あまりに受け受けしい受けは好まないので。
     ストーリーは前作同様、コミカルタッチで非常にテンポよく進み、また、上様が上様として活躍しているのも楽しかったです。遊郭なども登場し、時代物(劇)にお約束の「控えおろう!!」的なシーンもあったので、思わずにやりとしましたね。お約束であるがゆえに、いとおかしです。新キャラもいろいろ出てきたし、続きを匂わせての終わり方だったので、ぜひとも続編を期待します。
     メインCPとは別に咲と門脇のCPがとっても気になる。やっぱりこちらでもあちらの方が受なんでしょうか…(笑)。

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プロフィール

(みやお あおい) 2011年プラチナ文庫『堕つればもろとも』 (フランス書院)にてデビュー。以降、BL各社で活躍中。

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