Cの福音 (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 339
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796613781

作品紹介・あらすじ

航空機事故で両親を失い、異郷アメリカで天涯孤独となった朝倉恭介は、おのれの全知力と肉体を賭けて「悪」の世界に生きることを決心する。NYマフィアのボスの後ろ盾を得て恭介が作り上げたのは、日本の関税法の盲点をつき、コンピュータ・ネットワークを駆使したコカイン密輸の完璧なシステムだった。驚くべき完全犯罪…しかし…。国際派ハードボイルド作家楡周平の記念碑的デビュー作品。

感想・レビュー・書評

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  • 航空機事故で両親を失い、異郷アメリカで天涯孤独となった朝倉恭介は、おのれの全知力と肉体を賭けて「悪」の世界に生きることを決心する。NYマフィアのボスの後ろ盾を得て恭介が作り上げたのは、日本の関税法の盲点をつき、コンピュータ・ネットワークを駆使したコカイン密輸の完璧なシステムだった。驚くべき完全犯罪…しかし…。国際派ハードボイルド作家楡周平の記念碑的デビュー作品。

  • 10年以上ぶりにエキサイティングな読後感をふと思い出しはいいが、さて何だったかなとタイトルも著者も忘れていてやっとのことで検索できたのでブクログに記録。

  • 何度か読み返しているけど、そのたびに面白いと思う

  • 麻薬の売買という非日常の話にも関わらず、表現の全てが詳細でわかりやすく物語に入り込みやすかったです。
    初めのうちは徐々にアングラな部分を展開している感じであったが、鸚鵡が出てきたぐらいから一気に話の中心が麻薬となりその変化が絶妙で自分自身もわからずに取り込まれていました。
    シリーズものである事は知らなかったので、次も読んでみたいです。

  • 再生巨流で楡周平さんを知り朝倉恭介シリーズを読んでみたくなりました。久々に読むハードボイルドでしたが引き込まれました。続編5冊を一気に読んでしまうと思われます。

  • 宝島社の社運をかけた文芸本第1弾(単行本及び文庫)に選ばれたのがまだ新人作家だった楡周平とこのデビュー作だった。本作は見事にその期待に応えました。

  • 裏社会で生きていく男の完全犯罪を描く。悪についてディテールまで描写があり、ハードボイルドな作品。

  • <1> Cの福音 2003/4/15 読了
    <2> クーデター―COUP 2003/4/25 読了
    <3> 猛禽の宴―続・Cの福音 2003/5/20 読了
    <4> クラッシュ 2003/5/28 読了
    <5> ターゲット 2003/6/6 読了
    <6> 朝倉恭介―Cの福音・完結篇 2003/6/13 読了

  • 商社マンの長男としてロンドンで生まれ、フィラデルフで天涯孤独になった朝倉恭介。彼が作り上げたのは、コンピュータネットワークを駆使したコカイン密輸の完璧なシステムだった。楡周平の記念碑的デビュー作。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています

  • すげー
    やっぱり楡周平何回読んでも面白い

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著者プロフィール

1957年生まれ。米国系企業に勤務中の96年、30万部を超えるベストセラーになった『Cの福音』で衝撃のデビューを飾る。翌年から作家業に専念、日本の地方創生の在り方を描き、政財界に多大な影響を及ぼした『プラチナタウン』をはじめ、経済小説、法廷ミステリーなど、綿密な取材に基づく作品で読者を魅了し続ける。著書に『介護退職』『国士』『和僑』『食王』(以上、祥伝社刊)他多数。

「2023年 『日本ゲートウェイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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