擬態うつ病 (宝島社新書)

著者 : 林公一
  • 宝島社 (2001年12月発売)
3.45
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  • 本棚登録 :57
  • レビュー :12
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796625173

擬態うつ病 (宝島社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 長いことうつに対して多くの疑問を抱いていたけど、
    かなり答えが得られた一冊。
    タイトルはケンカ腰な感じがするけど、
    内容は新書レベルとは言えかなり冷静で誠実だと感じた。

  • 11/02/09。
    2001年出版だが古さを感じない。

  • 現在の一億総うつ病的社会に一石を投じる非常に面白い本。

    うつの原因やきっかけとして、喪失体験っていうものがよくいわれるけど、
    原因がはっきりしていてそれが重大なものであった場合には、うつ状態に陥るのは自然な人間的な反応であってうつと一括りにするべきではない、なんていう主張。

  • ニュー速とガ板で有名な林先生の著書。
    以前までは日陰ものだったうつ病も今では市民権(?)が与えられ、精神科への敷居が非常に低くなった。
    このことは確かに喜ばしいことなのだが、その反面「自分はうつ病」と思い込んでいる
    「擬態うつ病」がどんどん増え続けているという話。

  • ネットで評判、で、絶版とからしくて、復刊希望でどーのこーの、というのを読んだ気がしたのだけど、ふつーに図書館で借りられたので読んだ。感想、これ普通に見れば擬態かそうでないかってわかるじゃん。ばればれじゃん。そんなばればれな擬態を意識的にでも無意識にでも、する人いるんだ!っておどろいた一冊。なにこの結び。精神科を扱った本のなかでは、クールに淡々と落ち着いて書かれていて読みやすいです。実用になるかはどうかな?

  • あえて。薬が効かないときは「うつ病」じゃなくて「状態」かもしれない。疑うためじゃなくて、可能性の1つとして読んでもいい。
    だけど状態が悪い人には読ませてはだめ。
    周囲がまだショックが強い時にも読んでもだめ。
    きちんとあのひとを受け入れてから、読む本。それからなら、題名ほどきつくない、いい内容。

  • 2001年に刊行されたが、絶版。長らく入手困難だったが、2007年に復刊された。
    「擬態うつ病」とは著者の造語で、社会的風潮(うつ病に対する無理解、うつ病が疑われても病院に行かない)、医療問題(適切な治療が行われていない)、本人の問題(実は擬態)などを取り上げることによって、うつ病の本当の姿を描き出すことが著者の真意だが、読後、「もしかして、自分は擬態うつ病!?」という疑問を抱かせてしまう点で★一つ減点。
    (そう思う人ほど本当のうつ病だと思います。)
    ただし、うつ病・精神科の敷居が低くなった分、「擬態うつ病」も増えていると、クリニックの待合室で感じることもある。

  • 正常なうつ病の人に迷惑だけど、擬態も病気と考えると…

  • 擬態うつ病について知りたくて読書。

    2001年と少し古い本であるが、勉強させてもらった。擬態うつ病は著者が作った造語らしい。うつ病だと思い込んでいる人、勘違いしている人、悪用している人だと思われる。うつ病と擬態うつ病の違い、治療について専門的な説明は、分かりやすいと思う。

    現在はそれに新型うつと呼ばれるものが増えている。本書の定義の擬態うつ病に近いと思われる。精神の未熟さ、正常ではない方向へ進んだ自己愛の暴走(ストーカーやナルシストへ変化する可能性を秘める)など。

    新型うつも基本的に薬物療法の効果はないと思う。専門のカウンセラーと自己分析、自分と対峙させて、今のままではいけないと本人から変わりたいと認識させないいけないから途方もない時間がかかると思う。

    本当のうつ病、自称うつも含めた擬態うつ病、そして新型うつも専門家による初期判断が重要だと思うが、まだまだそのへんの脆弱さを感じる。

    本書にも食改されているが、病気になる本人より周りが迷惑することも多いと思う。私はその点に関心がある。うつ病であればしっかりと治療すればいい。だが、その他の擬態うつ病の場合は、厄介だ。周りの人が受ける迷惑やストレスをどうすれば軽減でできるのかを今後は学んでいきたいと思う。

    本書はロサンゼルスのブックオフで購入しています。

    読書時間:約30分

  • 2011/06/08

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