- Amazon.co.jp ・本 (506ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796625739
感想・レビュー・書評
-
ちょっと残念!!
「朝倉恭介」Vs「川瀬雅彦」シリーズ第6弾
いよいよ二人が対決するシリーズ完結編
本作では、恭介のコカイン密輸システムや、いままでの完全犯罪がひょんなことから徐々に暴かれていきます。
警察、CIA、そして川瀬雅彦から追われる恭介。
逃げ切れることが出来るのか?
ハラハラドキドキの展開となっています。
しかし、本作は恭介ファンとしては残念な展開となっています。
今までの何事も完璧で、理詰めで、冷静なダークヒーローの恭介像が裏切られます。さらに、それを偶然と運だけの川瀬が追いつめていく展開です。
それで対決ってなんだかなぁ!
このような恭介像を読みたくなかった(笑)
ダークヒーロー恭介の大活躍を期待していたわけですが、本作で描かれる恭介はあまりにお粗末!
あり得ないミスをするし、冷静沈着じゃないし、警察や川瀬から追われ、追いつめられるシーンは、ただの犯罪者で自分が思い描いていた恭介ではありえない。
一方、川瀬の方も、いままでとちょっとイメージが違う!
なんだか、急にワイルドになった感じ。
そんな二人の対決は最後の最後。
そして、その終わり方は うーん...
とはいえ、シリーズ集大成!
今までのエピソード含めて、話が展開し、ドンパチ含めて、スリリングな展開は楽しめました。
1作目から読むことをお勧めします!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Cの福音から始まる朝倉恭介シリーズ全6完読み終えました。ターゲットから続く朝倉恭介の暗躍に引き込まれます。川瀬雅彦との対峙もこの角度からくるのか!と圧巻です。
-
2022/03/02
-
-
10年以上ぶりにエキサイティングな読後感をふと思い出しはいいが、さて何だったかなとタイトルも著者も忘れていてやっとのことで検索できたのでブクログに記録。
-
昔読んだ本
-
自らの全知力と肉体を振り絞って作り上げた完璧なコカイン密輸のシステム-悪のヒーロー・朝倉恭介の完全犯罪が、ついに白日の下に…。追う警察、暗殺を企てるCIA、そして訪れた川瀬雅彦との決闘。はたして恭介は逃げ切ることができるのか?『Cの福音』で颯爽と登場した優雅なる野獣・恭介。闇に生きる者は闇に消える-待ち受けるのは生か死か?
-
「朝倉恭介」VS「川瀬雅彦」シリーズラストの第6弾。
悪のヒーロー朝倉恭介のコカイン密輸システムが白日の下に。
追う警察、暗殺を企てるCIA、そして川瀬との決闘を描く物語。
あいかわらず読み応えがあって、サクサク読めました。
武器の使用もまるで自分が使っているような描写の細かさ。
まさに体感する作品でした。
作品としては★4つの作品です。
ただ全シリーズに言えることですが、川瀬が偶然が続きすぎ=3
朝倉は知力と武力で進むけど、川瀬は直感も関係なく偶然ばかり。
ちょっとそれは白けてしまう感が多かったかな。
それだけ朝倉の存在感が強過ぎたんでしょうが。
本シリーズに惚れた方にオススメのラストの作品です。 -
-
-
「朝倉恭介VS川瀬雅彦」シリーズ第6弾。完結編。若干やりすぎなところもありますが、これまでのストーリーの総まとめ。シリーズ通して一気に読めました。ただ、表紙の絵と想像していた朝倉のイメージがかなり違うのがショック、、