- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796626521
作品紹介・あらすじ
世界的な数学者・大道芸人、そして12ヶ国語に精通した語学の天才ピーターフランクルは、どうやって日本語をマスターしたのか。彼を捉えた日本語の魅力とは何だったのか。英語熱に浮かされた日本人に、いま一番必要な「日本と日本語」の本。
感想・レビュー・書評
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著者がいかにして有名人になったかの話が興味深かった。そうか、平成教育委員会からなのか。なんとなくすごい昔から知ってるなーという印象しかなかったが。
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ピーター・フランクルさんは好きだが、この本には何も目新しいことは書いていなかった。ささっと流し読み。
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■p133
皆とおなじようなことをやっても、自分の自信には繫がらないということ。(中略)それならば新しいことに着目して、人とは違うことに朝鮮してみる。その世界において、十人並みではなく人並み以上になるまで努力して練習をすれば、それが自信に繫がるのだ。
■p178
カタカナ語より日本語の造語を
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数学オリンピックで金メダルを取った経歴のある筆者は、語学にも大道芸にも長けたとても面白い人。英語やカタカナ語を多用する現代の日本人に是非読んで欲しい1冊。
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12カ国語を操るピーターの「日本語珍道中」とでも言おうか。漢字文化の中で育っていない彼には部首や書き順は勿論、四字熟語、人名漢字、短歌・俳句などハードルは高い。その彼が世界の言語の中でも日本語が一番好きだといい、石原都知事のカタカナ英語を非難する様は同じ日本人として耳が痛い。「言葉の習得は、まず恋愛から」。恋人を作って会話するのが最短だと。ただしその為に「〜だわ」「〜よ」になってしまったそうだ。(笑)