プロ野球ビジネスのしくみ (宝島社新書 177)

制作 : 小林 至  別冊宝島編集部 
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796627962

作品紹介・あらすじ

球団経営の真相。収支決算、年俸査定、放送権料…ダイエー高塚オーナー代行らプロ球団の中枢が数字で明かす経営の実態。

感想・レビュー・書評

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  • 近鉄とオリックスの合併騒動などの前に書かれているので巨人人気にだいぶ陰りのある現状とはだいぶ差異はあると思うし、今の情報に基づいて書けばまたテイストは異なると思うけど、一野球ファンとしてはそれなりに楽しめる一冊である。ここで演説をぶっている高塚猛氏はその後失脚してしまうわけだけど、良くも悪くも一石を投じたということでは異能の存在だったのだろう。スポーツ界ももっとビジネス感覚を持った人が活躍できるようにならないとアカンでわすね。

  • [ 内容 ]
    球団経営の真相。
    収支決算、年俸査定、放送権料…ダイエー高塚オーナー代行らプロ球団の中枢が数字で明かす経営の実態。

    [ 目次 ]
    第1章 プロ野球ビジネスを考えるということ(5000億円を超える市場規模;野球の魅力は人それぞれ ほか)
    第2章 「プロ球団の経営と、一般企業の経営は全部同じです」―福岡ダイエーホークスオーナー代行高塚猛インタビュー(5億円を捨てて、さらに大きな利益を得る;九州に進出する以上は九州の人が誇りに思える球団を作りたい ほか)
    第3章 プロ野球ビジネスの実態(1球団では成り立たない野球ビジネス;年間予約席が経営を安定させる ほか)
    第4章 「経営感覚のない人がトップに立ってはどうにもならない」―オリックス・ブルーウェーブ球団社長岡添裕インタビュー(交流試合やプレーオフをなぜやらない;年間赤字15億円は昔の数字 ほか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 以前、東大卒のプロ野球選手として注目を集めた小林さんの本。
    プロ野球のビジネスのしくみがわかりやすく解説されている。
    今年から、福岡ソフトバンクホークスの経営に関わることになった小林さん。どのような手腕を見せるか楽しみだ。

  • この手の本にしては感情的でなく公正に述べられている。元選手として、そして現経営学助教授(経営側)としてビジネスとしてフェアにプロ野球を研究するのは小林至氏の使命だと思う。本の中で(出版は2002年)オリックス球団社長・岡添氏が1球団の消滅はありえないこと(つまりは偶数球団の消滅)を述べている。では、今回の「オリ・近」合併はなんだったのでしょうね…。面白いが少し物足らない。文庫でなくこれの3倍くらいの情報量がほしい。

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