ガンダム「一年戦争」 (宝島社文庫 273)

制作 : 円道 祥之 
  • 宝島社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796628174

感想・レビュー・書評

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  • 機動戦士ガンダムの"一年戦争"について現実世界を例に引いて論じた一冊。
    ガンダム世界・現実世界ともに不正確な記述が散見されるが、昔の記憶で一気に書き上げたのかな。とはいえこういう見方で一冊にまとめた筆者の努力と、それが成り立つガンダム世界の持つリアリティは評価に値すると思う。

  • 現実の戦争からガンダムの「一年戦争」をとらえた一冊。

    ガンダムの方はあまり知識がないものの、現実の戦争については色々知ることができた。

  • まじめな本で、なかなかな本だった。
    僕らの世代はガンダム世代と言っていいだろう。僕らの世代にとって一年戦争とは、セリフのはしばしまで記憶に残っている人が多いのではないか。
    この本は、ガンダムを、真面目に戦争もの、と捉え、これまで全世界でおきてきた戦争を題材にしながら考察していく本。アレクサンダー大王や関ヶ原、第一次第二次対戦等、数々の戦争の観点から一年戦争を比較考察していくもの。
    僕もこれまで歴史を勉強したり、戦争ものをいくつか読んで来たので、それぞれの比較検証と筆者の見解がなかなか伝わってくる。戦争の歴史をひたすら研究しているわけでもなかろうが幅広い知識が求められる。
    願わくば、部分部分においての深さが少し物足りないところが、より深まったら、と思うが、そうすると、ますます際立ったレア物になってしまうので読者層を考えるとこんなものか。

    なかなか興味深かったです。

  • 機動戦士ガンダムの1年戦争とは、何を背景に一体どのような戦いが行われたのか?
    古くは紀元前から、そして現代に至るまでの人類の歴史の中で
    繰り返し行われてきた戦争の歴史を、多角的な視点で紐解きながら
    宇宙世紀での戦いを見つめ直す
    非常に興味深い内容の一冊です。

    如何に人類は戦争に明け暮れてきたか
    いちアニメ作品で思い知らされるというのも
    それだけこの「ガンダム」という作品の懐の深さに
    改めて感服する思いです。

  • ガンダムの一年戦争を現実に起きた戦争に照らし合わせながらみていくような内容。
    兵器はもちろん軍服までも幅広く扱っているのはよかった。
    しかし、現実のほうの内容が多すぎてガンダムの内容が薄くなっている。

  •  ガンダムを、近代戦争の流れというか、方法論によって、論じた本。
     かなり、マニアック。だが、予想に反して非常に面白かった。今まで、これはSFだからね、とか、アニメだからね、とかって、自分をだましながら見てたんだなって、妙に納得してみたりする。
     しかしながら、人間は、太古からやってることは全く変わらんもんだなと、そういう思いを強くしてみたりする。
     ニュータイプが、出てこようと、変わらないというか、変わらないから、シャアは逆襲したのか(苦笑)

  • 080828(m 080914)

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