四日間の奇蹟 (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 5133
レビュー : 773
  • Amazon.co.jp ・本 (508ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796638432

感想・レビュー・書評

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  • 障害があるがピアノを弾ける能力がある少女。その少女を助けるために指を失った男性。男性に好意を寄せていた女性。この女性も少女を助けるために命を落とすことになるが、死に行くその中で自分の人生に納得していく。

  • すごく時間がかかった。
    読む人の好みかなり分かれるのでは。
    私は期待してたのと全然違う方向に行ってしまい、しかも全く共感もできず、いつか、面白くなるんじゃないかと、感動の涙くるんじゃないかと思いながら読了。
    涙出ませんでしたー。
    ピアノの件長いし。人選ぶ。
    このミスのミスってミステリーであってるよね。
    これはミステリー??
    ファンタジーなのでは。

  • 第1回このミステリーがすごい!大賞の受賞作。

    評価は色々あるようですが、個人的には、とても引き込まれました。面白いです。音楽用語や脳医学用語が多用されているにも関わらず、情景が目に浮かぶくらいグイグイ読ませてくれます。

    また、主人公の敬輔や、真理子の言葉で語られる「捨てきれない理想への執着」、「自己犠牲の精神とその葛藤」といった心の動きにとても共感しますね。

    軸となる出来事も描かれるテーマ
    も、1つ1つはよくあると言えばよくあります。ただ、それら多くのテーマが物語の中にしっかりと織り込まれ、終盤に向かうにつれ、テーマに対する作者の主張、答えが明確になっていく(しっかり回収されていく)。それを読ませる文章力、構成力が素晴らしいと思います。

    視点によっては、このような作りが寄せ集めに見えたり、目新しさを感じなかったりするので、評価が割れるんでしょうね。あと「ミステリー」という括り方の問題。本作は決して推理小説ではないので、そこは注意です。

  • いいんだけど、似たようなストーリーのゲームやったことあって「似てるなぁ」って思いながら読んでた。惜しい!

  • 知的障害を持つ少女と事故で指が一本欠けてしまったピアニストの心温まる奇跡の話。

    作品のテーマとして「心」とは脳が作り出すものか?それとも体という入れ物に宿るものなのか?といったことを考えさせられる。

    ストーリーとしてはどこかで読んだことあるような、3ページぐらい先の展開が読めてしまうようなものだった。しかし、ハッピーエンドというか心温まる締めくくりだった。

    音楽に感動できるということが羨ましいと感じた。千織をとても愛おしく感じた。

  • ラストがなんとなく途中から想像できてしまいました。


  • 中盤まで、話はゆっくり進んでいきます。

    物語の核となる事件が起きるまで、話のほぼ半分を費やします。
    そこがあるから、後半の展開がぐっときてしまうのですが、正直、そこまでの道のり長いことは長いのです。

    でも不思議と、読むのをやめさせてもらえない。
    長いと感じる反面、読みたい気持ちがな抑えられない、そんな小説でした。

    アクシデントが起きたあとに起こった不思議な現象自体は、想像がつきました。
    けれど、それでもなお、面白く、切なく、中盤から最後までは一気に読んでしまいました。

    397~398ページの真理子のセリフ、
    472ページの千織のセリフ、
    そして495ページの未来の手紙が、
    切なく印象的で、考えさせられました。

  • 読み終わって、音楽を聴き終えたような感じ。礼拝堂でのコンサート。ピアノの音が耳に残る。この、親しい人を取り上げてしまうこの著者のやり口は、汚いんだけど、まあそういう側面もあるのだからと思えなくはない。

    ただ、なんとなくタイトルがまとっている雰囲気のとおりの、まったくきれいな奇跡の物語ではないよね、と思う。あと女子のテンションがちょっと、リアルではないという気もする。会話とか。それからファンタジーというかファンタジーというより、不思議な展開は確かにあるけど、それまでファンタジー感もまったくないところに出現し、かつそのあとの登場人物たちがすんなりと受け入れて今まで通りに話を進めすぎていると感じ、心情についていけないところがあった。

    あとは無理やり恋愛にしなくてもいいというか、恋愛ごっこを描くのがあまり得意ではないように思えた。曲の描写力がうまく、知らない曲でも聴いてみたいなと思わせるのがすごいし、脳の話もきちんと分かりやすいように解説しているのとか、そういう文章力はすごいと思った。ラストの礼拝堂のシーンはとてもよかった。

  • 将来を嘱望されていた失意のピアニスト、障害を持つ天才少女、山奥の研究所、突然の事故、数日間の不思議な出来事、とちょっと設定に酔いすぎかな、というのと、展開が都合良すぎであまりハマらなかった。いい話、ではある。おしゃべりな登場人物が全部話してしまうという格好で背景を説明させるのも冗長かな、と感じた。

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