名前のない女たち 2 (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 79
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796649070

感想・レビュー・書評

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  • 「企画」AV女優たちにインタビュー


    画面に映るそれはグッツ。
    人としての、ヒトとしての存在ではなく商品。



    今までラブホのTVではAVを見るのを拒否していたけど、これらのインタビューを読んでからは、AVを観察したいと思っているくらい。







    裸体を見ず知らずの存在にまで自分から率先して売りたいヒトはいない。彼女たちが経験してきたもの、外界からの「刺激」「侵入」がヒドイ。


    誇張されている部分もあるでしょうが、新たな見解が得られます。




    あぁ自分ってすっごく恵まれている身

  • 企画AV女優のインタビュー記事を集めたシリーズの第2弾です。

    今回は、重度のコミュニケーション障碍の女優や、中国人の女優、40代の熟女など、前著以上にさまざまな来歴の女性たちが登場します。また、前著のインタビューで「オタク」を演じていたことを暴露した木下いつきという女優が再登場しています。

    企画AV界にしても、それ以前に彼女たちが生きてきた世界にしてもそうなのですが、こういう世界で生きてきた人も世の中にはいて、自分も含め多くの男がそのお世話になっているということに、改めて思い至らされました。

  •  AV女優って大変なんだろうな……と思っていたけれど、ここに出てくる「企画モノ」に出演する女性たちの扱いというのは想像以上だった。ぶっちゃけ生命の危険レベル。命は残るとしても、肉体的に障害が出てもおかしくない。
     しかし、出てくる彼女たちは、おおむね、評価されたい、認められたいという承認欲がものすごく強い。そこにうまいこと付け込んでAVに出ている訳で………。

     AV女優は、この本が書かれた時代より単価が安くなっていると聞く。(この本でも、危険度を考えれば十分安いと思う)
     それなのにAV女優になりたい人が増えているとニュースでやっていた。
     個人でできる動画配信で無料で脱いでしまう女性も多いと聞く。

     それだけ……脱げば承認される世界なんだろうか……。
     考えさせられました。

  •  永沢光雄の「AV女優」は事実だけに焦点を当て、著者のコメントはない。それに比べると、こちら映画化にもなった「名前のない女」シリーズは著者、中村淳彦の視点でAV女優を語るという内容になっている。著者の優しいまなざしがいっそう彼女たちの悲哀を感じさせる。

  • この本を読んで思うのは『いったい女って、何だ!?』という男なら誰しも思った疑問を再確認するものでした。こういうものまで消費されていくんだなぁ。と思うと気軽にレンタルビデオ屋で借りられなくなりそうです。

    この中に書かれている女性たちも前作と同等、もしくはそれ以上にエグい話のオンパレードで、読んでいて頭がくらくらしました。こういうルポルタージュを読んでいると、以前のように気軽にレンタルビデオ店のアダルトコーナーに立ち入って、挑発的な肢体をこれ見よがしに見せ付ける彼女たちをまともに見れなくなってしまいそうです。

    特に僕が衝撃を感じたのは妊娠7ヶ月で企画もののAVに出演している、という女性で、彼女はもちろんすでに結婚してダンナも子供もいて、家庭を持っている幸せそうな人なのに。朝、ダンナと子供を送り出して家事を済ませて撮影に行って、過激なセックスを披露して帰りに幾許かの報酬を受け取って、その足でサラ金のATMに向かって借金を払い、その後に夕食を作って、夜は夜でまた子供が寝た後にダンナとまた激しいセックスをする――。

    そのあまりのむちゃくちゃ振りに愕然とさえしました。他にも、さまざまな人生を送る女性たちが出てきますが、誰もがみんな『正常』な感覚を失っていて、
    『女性って、なんだ!?』
    という疑問で頭がいっぱいになって、読んだ後に少し鬱々とした気分になりました。

    このシリーズを読む際には、どうか自己責任の範囲内でお願いします。

  • いろいろな書き方を試しているみたいだけど、やっぱりこの人だめだな。なんというか、うわさに聞く風俗行って風俗嬢に道場したり説教したりするようなタイプの語り口に読める。

    ある先生がこのシリーズをポルノ問題の資料として使ってたんだけどちょっとそういう使い方はできないんじゃないだろうか。

  • 2006/07

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