- Amazon.co.jp ・本 (535ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796650779
感想・レビュー・書評
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面白かった
歴史&ファンタジー小説
鎌倉時代成立に向けた物語
いよいよ下巻です
平家を攻めた義仲と巴
その義仲を倒した義経
さらに義経は頼朝に追われることになるという展開
そして、その戦場の中で出会う友恵と武蔵
明らかになる友恵、武蔵、志郎の歴史上の役割
そして、新たな時代が築かれます...
そんな中、友恵と武蔵の運命は切なく哀しい
下巻は、ワクワク、そして目頭が熱くなるシーンも多いです。
それぞれがそれぞれの運命で時の流れに対峙する姿..
最後、友恵が残したメッセージが胸打ちます
さてさて、ちょうど、いまNHKの大河ドラマで鎌倉殿の13人をやっています。
タイムリーでしたね。
ということで、とってもお勧め!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上巻から引き続きだが、下巻では一気に歴史が動き、主人公達も教科書に乗っているような出来事に次々関わっていき、臨場感が増した。行く末が気になり手が止まらなかった。
運命論や死生観が根底にある中で、「歴史の中で私の人生ってどのような意味を持つのだろう?」と考えてしまった。 -
木曾義仲が平家を倒し
源義経が木曾義仲を倒し
源頼朝が源義経を倒し鎌倉幕府を築いた。
この時代の主人公達を支えるべく、現代からタイムスリップした三人。その武勇が現代まで伝わっている義仲と義経には、800年後の剣術を。頼朝には、この時代の神の概念を転換させた土地制度などの知力を。
運命に諍おうとしてきたが、その時の自分の意志さえも予め運命に組み込まれたものだったのではないかと思ってしまう。無力感と共に運命に屈しず、運命を変えることが出来ずとも、それでも己の手で歴史を創っていこうとする友恵。
歴史の勉強、ファンタジー、人間ドラマ、等など盛り沢山の作品だった。 -
木曽義仲が大好きな私にピッタリ
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長い時間をかけ、ようやく読み終わりました。
名前しか知らないと言って良いほどの知識しかない平家物語。
登場人物の名前が覚えられず、これ誰だっけ?と良く分からなくなりましたが
終盤はかなり盛り上がり、楽しんで読む事が出来ました。
弁慶かっこいいなぁ。
平家物語の話の流れもわかった事だし、他の平家物語に纏わる作品も読んでみようっと。 -
「また会えた」はぜったいうれしいことだと思っていた。なんで会えたのにうれしくなくてむなしいの。
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辛くてなかなか進まないのに読むのをやめようとは少しも思わなかった