君の名残を (下) (宝島社文庫 488)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 97
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  • Amazon.co.jp ・本 (535ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796650779

感想・レビュー・書評

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  • 途中中だるみしましたが、中盤から盛り上がってみたので一気に読みました。
    これ歴史がそんな興味ない人も楽しめるし、多少脚色してるものの勉強になってよいかもです。

    とりあえず頼朝嫌い 義仲超好き

  • 高校生の友恵と武蔵、そして友恵の友人の弟である志郎が過去へとタイムスリップし、それぞれ歴史上の人物としてその世界で生きていく物語。
    タイムスリップ後の友恵と武蔵の順応性の高さには違和感があったものの、
    それを気にしなければ2人のその後に釘付け。
    特に友恵の行動、想いには涙を流す場面が多かったです。
    未来を知っているのにそれを阻止できない歯がゆさは相当なものでしょうね。
    それなら知らない方がどれだけ救われるか。。
    上下間通して結構長い話だったので
    歴史ものが苦手な私は途中で流し読みしてしまうところもありましたが
    この時代の話が好きな方にはたまらない1冊だと思います。

  • 自分史上最高に感動する物語。完結編。
    運命に翻弄され、時間を超えて飛ばされた3人の若者たちの行く末や、いかに。

    詳細はこちらでレビューしています。
    『君の名残を(下) / 浅倉卓弥』f-breeze with books
    http://f-breeze.net/2009/08/1950

  • 2009.06.29

    無力の中の力

  • 私の生涯で一番涙した小説。
    武蔵へ、義経へ。
    許されるように。

  • 上の最初はすらすら読めたんですが、途中で飽きて停滞してしまいました。
    けどその後はまたすらすら。

    義仲を大切に想う友恵に感情移入してしまいました。
    どんだけ泣くのか!?ってくらい泣きました。

  • 切ない!まーじ切ない!!!

    この時代の女性の強さが素敵すぎる。

    最初から結末がわかってても全然飽きなかったー


    歴史小説とSFの融合なところが中途半端化も?と思ったかなー。

  • 下巻ということで、あらすじ・人物像は割愛。
    流転ということで、義仲の死・義経の死などによって巴と武蔵の心情は大きく動く。
    そして、最後に由紀の現実のエピソードが。
    てか由紀は冷泉じゃないんだ?難しー。

    少し脚色はあるようだけど、平安時代のいいお勉強になったかな。
    平安に対する興味も湧いたし。

    義経が悪役なだけに、義仲がかっこよく見える。

  • 2006年5月21日読了

  • とにかく、涙なくしては読めないエンディングです!

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著者プロフィール

作家・翻訳家。東京大学文学部卒。レコード会社洋楽部ディレクター等を経て作家に。
著書に『四日間の奇蹟』、『君の名残を』(以上宝島社)、『黄蝶舞う』(PHP研究所)ほか、訳書に『安アパートのディスコクイーン─トレイシー・ソーン自伝』、『フェイス・イット─デボラ・ハリー自伝』(以上ele-king books)、マット・ヘイグ『ミッドナイト・ライブラリー』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、テイラー・ジェンキンス・リード『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』(左右社)など多数。

「2022年 『ボクのクソリプ奮闘記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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