殺人ピエロの孤島同窓会

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 215
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796651349

感想・レビュー・書評

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  • とにかく荒いが、何とか勢いで読み切った。12歳が書いたという意味では評価したい。

  • 12歳が書いたにしてはすごい作品。それぐらいの批評しかできない駄作。

  • もう、恥ずかしいよ!! タイトルからしてださださじゃん!!
    かーっ!! って感じだよ!!
    三村かよ!!!


    あらすじ。
    とんでもない設定の孤島で行われる同窓会(設定は無理ありすぎ)で
    次々殺される同級生、その数、うーんと…32人プラス1人かな??
    ひどい。




    この本がちょっぴり話題になったのは、宝島社の2006年このミスで
    この回限りで設けられた「特別奨励賞」を受賞したからなんだけど。
    その理由は話の中身ではなかった。
    ちょっと話の中身なのかなって、そうはいってもちょっとは期待してたんだけど、やっぱり違った。



    売りは「作者が執筆当時12歳でした」ってとこだけだった。ひどい…


    なんといっても文章力のひどさ。
    人物が多すぎるため、混乱するのにかき分けできない筆力のなさ。
    話を盛り上げるための調整で、わけのわからない行動をとる登場人物たち…


    最初読もうかと思った時は、最初の数ページで駄目で、
    でも今回頑張って読んでみた。
    本当に「頑張って」って感じになった…



    このクズ感、山田悠介や王様ゲームの人に通ずるものがある。
    それで売れるんだから、本当に程度の低い人間が増えているのだな…

    12歳の時にこれくらいかけたか、って言われればまあ無理だったかもしれないが
    だからってお金をとっていいレベルではあきらかにないからな~~。
    友達にだけ読ませて自己満足の世界にいてほしかった。


    ちなみに彼女の2作目もあるらしいのだけど
    そちらもやはりひどいみたいで。
    芥川龍之介レベルなんて求めないけど、そもそも龍之介とか、読んだことある??って聞きたい。

  • 36ページにして断念。最後まで読めませんでした。

    外部との連絡の途絶えた孤島で、突然「殺人ピエロ」により殺害され始める同窓生たち。
    そんな緊迫感とか絶望感の中、やたらとノリが軽く、緊張感なく、ふざけている登場人物たち。
    せっかくの設定も、うまく表現できていないようです。
    物語に流れがなく、起きている現象(無秩序殺人)と登場人物たちの感情がうまくリンクしていなくて、読み手としては物語に入り込めず取り残されていっている気持ちになりました。

    12歳の中学生が書いた、ということで本書は話題となりました。
    話題にはなったかもしれませんが、出版し、1100円ものお金を払って読ませるだけの価値がある、と出版社は判断したのでしょうか。
    私にはそんなにおもしろくありませんでした。
    12歳が書こうが、おもしろくなければ意味がないとか思いました。

  • 12歳の書いた小説。
    非常に残念かな。これって販売してもいいのかなとさえ思ってしまった。確かに年にしてはがんばって書いたなと思うけど、定価で買おうとは残念ながら思わなかった。

    好きな人には本当に悪いとは思うけど、こう思った。

  • 【日本から1500キロ離れた、東硫黄島。島の外輪火山が噴火し、住民は東京に強制移住させられ、現在は、観測所を守っている老人が1人住むだけの孤島である。そんな島で同窓会が開かれることになり、4年ぶりに東硫黄島高校同窓生が集まった。出席者はクラスメイト36人中、不登校だった1人を除いた35人。和やかなムードで進んでいた同窓会は、突如現れた殺人ピエロにより恐怖の孤島と化す。次々と同窓生たちを惨殺し始める殺人ピエロの正体は?】

    なんだか突然、殺伐としたクローズドサークル系のミステリーを読みたくなり、タイトルから判断して借りてきたのですが、ちょっと予想していた趣きとは違ったみたいです…どちらかというと『バトル・ロワイアル』に近い感じの雰囲気。(しかしあとがきによると『バトル〜』を意識した作品ではないのだとか。…まあよく考えれば次々とクラスメイトが惨殺されていくところ以外共通点がありませんが。)
    とはいえ、孤島に眠る財宝が絡んでたり、警察サイドの動きも描かれたり、ネットの掲示板を事件と絡めたりと、構成としてはなかなかのものだなと感心しました。
    ただ同窓生が殺されていく中、主人公たちの言動にどうも緊張感や危機感が感じられません。主人公に至っては(別に冷静なタイプの人間ではないのに)人が死んでも妙に落ち着き払った突っ込みを心の中でしてたりして、そのなんとも言えないギャップが非常に気色悪かったです。

    途中で読むのをやめようかとも思いましたが、犯人や動機が知りたかったので最後まで読みましたが、それもなんだか腑に落ちない感じでした。
    てか最後軽すぎ!と思わず脱力…12歳が描いたとかで注目された作品みたいですが、年齢以前の問題としてとにかく私との相性が悪い作品でした。

  • ★ひとつは“12歳”に。
    子供がバトロワを書いたらこうなるとしか言いようがない。
    突っ込みどころ満載で、ある意味グロいのが苦手な自分でも楽しめました。

  • わたしはだめでした・・・。おもしろくない。気持ち悪い。文章わざとらしいし、みんなうかれぽんちすぎる笑。でもそのミスマッチが何気にうさんくささを誇張しててよいのかもしれない。勢いはあったとおもう。

  • 文章や表現などはとても幼稚だけれど、子供がここまでの話を書けたんだからすごいね 何年後かに期待します

  • いや〜、数年前の芥川賞からだと思う、おかしくなったの・・・。<br>作家の低年齢化、それ自体が問題だとは思わない。思わないが、低けりゃいいってもんじゃない。コレもやったら話題になった12歳が書いたって本。でも、内容はというとスカスカ。どっかで聞いたような舞台設定に、どっかで見たようなキャラクター達、どっか知ってる気がする状況で、どっかでわかっちゃうエンディング・・・。<br><br>
    ぶっちゃけどうなんだよ、これが1000円以上するって。ここのブログのよい所はやはりランクが星ひとつも書ける所。<br>
    だから、あえて書きます星ひとつのレビュー。<br>
    この本はつまらないで、おもしろくもないです。時間の無駄でお金の無駄です。<br>
    この本が好きな人には申し訳ないが、俺はお薦めしません!!!

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