月が100回沈めば

  • 宝島社
3.00
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本棚登録 : 35
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796653220

作品紹介・あらすじ

コースケは"サンプル"のアルバイトをしている。調査会社に行って自分用の個室で遊び、アンケートに答える仕事だ。この仕事が会社にとってどう役立っているのかはよく分からないが、楽に稼げるおいしいアルバイトには違いない。サンプルのルールはただひとつ。サンプル同士は知り合ってはいけないし、話をしてはならない-。そんななか、ひょんに知り合ってしまったサンプルの佐藤アツシが突然姿を消した。チビのアツシが、いま連続で起こっている「中学生行方不明事件」に巻き込まれたのではないかと心配したコースケは、やはりサンプルで弓という探偵小説好きの美人女子高生とともにアツシの行方を追い始めた。果たしてアツシの行方は?サンプルのバイトに隠された秘密とは?

感想・レビュー・書評

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  • 個室で好きに時間を潰してアンケートに答える。
    仕事内容はそれだけの楽に稼げるバイト、「サンプル」。
    この仕事のルールは1つだけ。
    「他のサンプルと知り合ったり、話したりしてはいけない」

    たまたま他のサンプルと知り合ったコーは、その後、彼が失踪したことを知る。
    渋谷界隈を舞台にした現代社会ミステリー。

    ***
    このミステリーがすごい!で
    大賞を受賞した作品。
    でもそこまでミステリー要素があったかな?という感じ。
    個人的にはまずまずでした。

    でも他の方のレビューを見ている限り、決して評価は低くないです。単に好みの問題かもしれません。

  • 2008.8.26
    う〜ん、理屈っぽいけど、なぁ〜るほど、っていうところもあって
    まあまあおもしろかったです。
    やっぱり、美人って特なのかなぁ?

  • <table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796653228/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51258BAAY4L._SL160_.jpg" alt="月が100回沈めば" border="0"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4796653228/yorimichikan-22" target="_blank">月が100回沈めば</a><br />(2006/06)<br />式田 ティエン<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796653228/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></table>
    <blockquote><p><strong>コースケは“サンプル”のアルバイトをしている。調査会社に行って自分用の個室で遊び、アンケートに答える仕事だ。この仕事が会社にとってどう役立っているのかはよく分からないが、楽に稼げるおいしいアルバイトには違いない。サンプルのルールはただひとつ。サンプル同士は知り合ってはいけないし、話をしてはならない―。そんななか、ひょんに知り合ってしまったサンプルの佐藤アツシが突然姿を消した。チビのアツシが、いま連続で起こっている「中学生行方不明事件」に巻き込まれたのではないかと心配したコースケは、やはりサンプルで弓という探偵小説好きの美人女子高生とともにアツシの行方を追い始めた。果たしてアツシの行方は?サンプルのバイトに隠された秘密とは? </strong></p></blockquote>
    高校生のコースケ(耕佐)が主人公のミステリ仕立ての渋谷青春物語、といった一冊である。
    しかし青春物語とはいいながら、ただ若者の生態を描くだけでなく、大人の思惑、社会の仕組みまでを絡めた、説教ぽくない教訓物語のようでもある。普通とは何か、存在とは何か、を問い続けている。
    そして、人はだれも――大人でも子どもでも――みな等しく独りであり、だからといってひとりで生きていくことはできない、ということを知らしめる物語でもある。家族とのかかわり、同僚との交わり、ほんの些細な偶然から声を掛け合った通りすがりの人たちとの繋がり・・・。そういった他者とのかかわりで世界は成り立っているのかもしれない、とふと気づくとき、生きている意味が少しだけ違って見えるのかもしれない。

  • 面白そうだと思ったんだけどなぁ。。

  • 渋谷にある企業で、「サンプル」のバイトをしている男子高生、コー。
    彼は、<普通>でありたいがためにウソをつく。
    バイト仲間の佐藤が、ある日、失踪した。彼の行方を追って、コーは仲間の弓、栄と渋谷の街を「探偵」する・・・。
    ミステリー仕立てになっているけれども、ミステリーというよりは、普通とはなんなのか、という定義について悩み、結論を出そうとする少年の物語だ。
    作者の主張や意見を(「既製服が人を規制する」とか、ちょっと哲学的な、啓蒙的なこと)登場人物がそのまま未消化に「意見」として硬質に語るので、どうにも理屈っぽいところが多い。
    小説なのだから、意見じゃなくて、物語で語ってほしい。

  • 渋谷でサンプルと呼ばれるバイトをしている男子高校生コー。
    サンプル同士知り合うことはご法度だけれど、消えたサンプルの佐藤を探すため、コーは女子高生・弓に声をかけます。
    もしかして、佐藤は最近噂の中学生連続失踪事件に巻き込まれたのでは?
    捜査を開始した二人は街でさまざまな人に出会います。

    これは「嘘」について考える話かもしれません。
    小さな嘘。大きな嘘。必要な嘘。くだらない嘘。
    世の中は嘘とウソツキだらけだけれど。

    装画 / 井筒 啓之
    装幀 / 下川 恵(白尾デザイン事務所)

  • 2006/09/12

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