ワイルド・サイドを歩け (宝島社文庫 512)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 207
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  • Amazon.co.jp ・本 (470ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796653244

作品紹介・あらすじ

高校生と男娼、ふたつの顔をもつ主人公は、ひょんなことから台湾製ドラッグ「百歩蛇」を手に入れ、ストリートギャング・ラプターズに売りつけ一儲けしようと画策する。一方で、組員ひとりの零細暴力団井島組は唯一の収入源である「百歩蛇」を何者かに奪われ、危機的状況に瀕していた。さらに、ドラッグ商売の利権を井島組と争うラプターズは井島組に戦争を仕掛ける。三つ巴の抗争はヒートアップ。

感想・レビュー・書評

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  • ドラッグ、ギャング、暴力団、男娼。
    日常的に関わりの無い、少し怖そうな世界だけれど、そこにあるのはなぜか、汗と懐かしさの青春の風。

  • よくもこんなくだらない話を長々と・・。
    時間をかえしてもらいたい。

  • ほんと、読む音楽と言われると何だか納得です。
    よくよく考えるとグロくて暗い怖い!なんですが、読んでる間は作者のユーモアにトントンと引きずられながら一気に最後まで読了。
    本当にこんな人々の世界があるのか私にはわかりませんが、日常の全く違う世界の側面を見たような気持ちで、ドキドキしました。

  • 高校生とチンピラと若いやくざのクライムノベルなのですが、特に面白いほどのポイントはなく。時間つぶすぐらいであればよいかと

  • 東山作品のお約束。
    たんまり人が死ぬわ、がんがん銃がぶっぱなされるわ、いやいや警察はどこに?!
    でも今回は、主人公の大切な人が殺されたり、いやなリンチシーンがあったりと
    十分に悲惨だったのに、それでもなんだか主要人物が憎めずに楽しく読めた。

    そうして、あとがきが最高!
    そうだそうだ、馳星周よりも希望があって、
    垣根涼介よりもさわやかで、戸梶圭太よりもスマート。
    まさに活字で読む。これは音楽!

  • この作者の作品を初めて読みましたが、映画を見ているようでした。
    アウトローな世界観が好きな人はハマると思います。
    私はこの手の漫画とか映画が好きなので情景がパッと浮かびました。

    ギャングと暴力団と高校生が、ドラッグを巡り抗争を繰り広げ…
    なんとも空気がカッコイイ男の世界を物語ってます。

  • 【あらすじ】
    高校生と男娼、ふたつの顔をもつ主人公は、ひょんなことから台湾製ドラッグ「百歩蛇」を手に入れ、ストリートギャング・ラプターズに売りつけ一儲けしようと画策する。一方で、組員ひとりの零細暴力団井島組は唯一の収入源である「百歩蛇」を何者かに奪われ、危機的状況に瀕していた。さらに、ドラッグ商売の利権を井島組と争うラプターズは井島組に戦争を仕掛ける。三つ巴の抗争はヒートアップ。

    【感想】
    怒涛の勢いでぐんぐんと読み進まされました。

  • 『高校生と男娼、ふたつの顔をもつ主人公は、ひょんなことから台湾製ドラッグ「百歩蛇」を手に入れ、ストリートギャング・ラプターズに売りつけ一儲けしようと画策する。一方で、組員ひとりの零細暴力団井島組は唯一の収入源である「百歩蛇」を何者かに奪われ、危機的状況に瀕していた。さらに、ドラッグ商売の利権を井島組と争うラプターズは井島組に戦争を仕掛ける。三つ巴の抗争はヒートアップ。』<BR>
    ◆同じ著者の「逃亡作法」が気に入ったので、他のも読みたい!と購入。男娼やギャングやヤクザ等、闇の世界の抗争の話。登場人物も色々個性的で魅力あるし、取り交わされるセリフも気が利いた感じで引き込まれる。読み終わるのが勿体なくて、ずっと読んでいたかった。

  • バイオレンスなのにあっさりしすぎ?そこがいいの?

  • 2009/05/04読了

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著者プロフィール

1968年台湾台北市生まれ。9歳の時に家族で福岡県に移住。 2003年第1回「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞受賞の長編を改題した『逃亡作法TURD ON THE RUN』で、作家としてデビュー。 09年『路傍』で第11回大藪春彦賞を、15年『流』で第153回直木賞を、16年『罪の終わり』で中央公論文芸賞を受賞。 17年から18年にかけて『僕が殺した人と僕を殺した人』で第34回織田作之助賞、第69回読売文学賞、第3回渡辺淳一文学賞を受賞する。『Turn! Turn! Turn!』『夜汐』『越境』『小さな場所』『どの口が愛を語るんだ』『怪物』など著書多数。訳書に、『ブラック・デトロイト』(ドナルド・ゴインズ著)がある。

「2023年 『わたしはわたしで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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