身の毛もよだつ殺人者たち (宝島社文庫)

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  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796655323

感想・レビュー・書評

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  • 結構な率で連続殺人や猟奇殺人って性的なことが絡むね。
    人を刺し殺したり解体しているときに強い快楽を感じて射精にまで至るって・・
    理解の範疇を超えている

  • 淫楽殺人者と呼ばれる、ただ単に自分の快楽を満たす為だけに残虐な殺人を重ねていった実在の殺人鬼たちが収録されています。
    海外の有名どころは本で読んだりテレビで見たりして知ってるのもありましたが、日本のものは知らない事件ばっかりでとても興味深かったです。
    特に八つ墓村のモデルになったと言われる都井睦雄の事件。
    八つ墓村読んだことないけど読んでみたくなりました。今度読も。
    エピローグで「多くの人々がこういった殺人者に惹かれるのは彼らの行動を通して一種のファンタジーを見るからだ」というくだりに納得。
    ミステリーを読んでぞわぞわするみたいな感覚で楽しんでいるのですが、これはミステリー小説でもなんでもなく本当にあった事件で、こういう人間がもしかしたら自分の近くにもいるのかもしれない…というところが一番ホラーです。

  • ここに挙げられた犯罪者たちはいずれも連続殺人、
    ほとんどが淫楽殺人者たち。
    しかしある意味、間接的に怨恨殺人といえるようだ。

    社会、親、自分を傷つけた者達。 鬱積した自分の欲望。
    他者を破壊することで自分の存在を確かめ、エクスタシーを感じる。

    首を絞め、もだえ苦しむ相手に欲情し、
    ナイフで滅多刺ししながら、時に屍姦しながら射精する。
    吹き上げる血を見ると震えるような快感が全身を突き抜ける。
    首を切り落とし、それを友とし、肉を喰らい、愉悦に浸る。

    どれも陰惨で、吐き気がするような光景だ。

    人間はあらゆる欲望を持つ。
    しかし欲望は正しく消化されないことの方が多い。

    それを歪んだ方法で消化していく殺人者たち。
    犠牲になった者たちに悔恨の情をもつこともなく。

    持て余した性欲を晴らし、それが発覚されることを恐れただけの殺人。
    高い知能によって、自分の万能さ、それを認めない世間の低俗さを表明するための殺人。
    自分が育ってきた過程で受けた、貧困や差別、虐待に対する社会的復讐のような殺人。

    境遇の点では同情できなくもない点もあるが、
    なぜ、その一線を越えてしまうのか。

    短絡的であれ、計画的であれ、誰にでもその機会は与えられるだろう。
    その時 自分は。。。



    余談

    国内外の連続殺人事件を数名のライターが綴っているのだけれど、
    ライターによって、事件の掘り下げ方に深浅があるので、
    「え?それだけ?」と思ったり、「いや、そこまで書かずとも…」と戸惑ってしまうことがある。
    文体の違いもちょっとイラっとポイントだったりする。

  • 殺人鬼カタログ。柳下毅一郎の口上にはじまり、平山夢明のあとがきで終わる。ライターによって文体がうざかったりもするけど勉強になる。

  • 怖い人たちがいるもんです。

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