ジェネラル・ルージュの凱旋

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 3953
レビュー : 643
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796657549

感想・レビュー・書評

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  • 面白い!
    いつもいつもこのシリーズはいいですねえ。
    ナイチンゲール~と螺鈿と両方読んでいるのに、もう一度読みたくなります。
    ナイチンゲールと螺鈿の間のお話。
    これは次回も期待です。

    もはやミステリではない気もしますが、、、

  • これはおもしろかった!最後のリュージュがカッコいいことなんのその!最初から最後まで一気に読めた作品。

  • これも実写版を先に見たのだけれど、あれだけ華々しく描写された「戦場」のシーンは淡々とした文章に感じた。前作に引き続きAiが登場しているけれど、なにか思い入れがあるのかね。

  • 海堂 尊 『ジェネラル・ルージュの凱旋』
    (2007年4月・宝島社)

    桜宮市にある東城大学医学部付属病院に、伝説の歌姫が大量吐血で緊急入院した頃、不定愁訴外来の万年講師・田口公平の元には、一枚の怪文書が届いていた。
    それは救命救急センター部長の速水晃一が特定業者と癒着しているという、匿名の内部告発文書だった。病院長・高階から依頼を受けた田口は事実の調査に乗り出すが、倫理問題審査会(エシックス・コミティ)委員長・沼田による嫌味な介入や、ドジな新人看護師・姫宮と厚生労働省の"火喰い鳥"白鳥の登場で、さらに複雑な事態に突入していく。
    将軍(ジェネラル・ルージュ)の異名をとる速水の悲願、桜宮市へのドクター・ヘリ導入を目前にして速水は病院を追われてしまうのか…。そして、さらなる大惨事が桜宮市と病院を直撃する。

    『螺鈿迷宮』『夢見る黄金地球儀』『医学のたまご』と消化不良な印象が強く、多作ゆえの弊害なのかと半ばあきらめていたのだが、この一作でその不信を払拭してくれた。

    医療ミス、カルテの改竄隠蔽、企業癒着に派閥争い―――。
    閉じられた社会である医学界を描くときにこれらの題材は確かに避けて通れないものだろう。
    それは百も承知であるのだがしかし、海堂尊にはもっと違うものを期待していた。

    ジャーナリストでもルポライターでもなく、現役の医師だからこそ書ける医療の現場を、そこにある空気を、決断を、葛藤を、書いて欲しかったのだ。

    孤高を貫く速水を表現するのに用いられる数々の描写。
    ややもすればキザで浮いた印象を与えかねないそれらの描写が、必要不可欠なものとして存在している。
    (潜水艦に乗ったり翼が生えたり、鯨になったり虎になったり、とかなり忙しそうではあったが)

    ラスト数十頁の速水の姿に、涙が溢れて止まらなかった。
    神から彼にのみ許された権限を、一瞬の躊躇いもなく乱暴に揮うその姿は、崇高ですらあった。
    田口や白鳥に再び会えたことは嬉しかったが、この速水の物語を読めたことに無上の喜びを感じた。

    当たり外れがあることはもう判っているので、ハズレをひいても気にせず、またこのような傑作に出会えると信じて、海堂尊の次作をのんびり待つとしよう。

    90点(100点満点)。

  • ナイチンゲールの沈黙と同時進行の話。
    もともとは一冊にしようとした話らしく、大分重複してるけど、
    上手くまとめてます。
    ただまあ、作者の最初の意図どおり、一冊にしちゃった方が
    深みが出たのかもしれませんね。

  • 医療ものって難しいかと思ったけど、すごく読みやすかった。

    神が降りる瞬間。いい。

  • ジェネラル速見が大暴れ。
    最大の緊急事態で本領が発揮される!
    花房さんとのコンビもいい感じだと思った。

  • 久々に、痛快で文句なく面白いエンタメ作品を読んだ感じ。しかもそのストーリーの中に、医療に関する問題点を論理的に提示しているのがすごい。やや劇画過ぎる部分もあるが、それを上回る爽快さとジェネラルのかっこ良さ!

  • バチスタシリーズ。私は、一番ジェネラルが好きです。
    救命救急センターを舞台に描かれる作品です。
    速水先生が、なんともかっこいい

  • シリーズ第3段!
    前回は、ちょっと面白くなかったんですが、時系列で言うと同じ時期で、舞台は救命救急センター。
    今の医療の問題点なのが描かれていて、物語だと分かっていても、実際こういった闇の部分があるんじゃないかなぁ~って感じました。孤高の将軍・速水先生の理想と現実に悩みながらも、自分の信念を曲げない精神力はすごいなぁ~と。
    もしかしたら、救命救急の病院で、速水先生のように戦っている医師がいるのかも。病院にお世話になる側は、あまり知らない世界だし…。
    今回、田口先生・白鳥さんなど御馴染みのキャラもいい動きをしていて、面白かったです♪

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著者プロフィール

海堂 尊(かいどう たける)
1961年、千葉県生まれの作家、医師。医師としての所属は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所・放射線医学総合研究所病院勤務(2018年3月時)。
2005年に『チーム・バチスタの崩壊』で、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、作家デビュー。
同作はのちに『チーム・バチスタの栄光』と改題して出版される。映画・テレビドラマ化もされた代表作となった。

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