ジェネラル・ルージュの凱旋

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 3958
レビュー : 643
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796657549

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3作目。
    おもしろかった。
    それぞれのキャラが成長してる。

    沼田みたいな人いる。
    現場からすると一番嫌なヤツ。
    正論をふりかざすだけのヤツはいらない。正論を踏まえるヤツは必要。
    「ルールを守ること」と「ルールを創ること」は両輪。
    トップの仕事は決めること、新しい担い手を育てること。

    エンターテイメントでもあり、教訓もあり、恋愛?もありなおもしろい巻でした。

  • 速水さんの生き様に惚れる☆映画が楽しみo(^-^)o

  • 破綻している医療システムをつぎはぎしている現状に対する苛立ち。
    人命第一といいつつ、それを敢行できない焦り。
    誠実な医療人であろうとすればするほど居場所がなくなるという矛盾。

    作者の思いや、描きたかった事がいろいろ盛り込まれていますが、
    今回は救命救急センターというメディアにもクローズアップされることの多い部門に限定してあります。
    焦点がきちんとあっていて、登場人物も魅力的で、ひきこまれます。

  • これは本当に面白かった!!!
    会議・会議・また会議なのにここまで読者をひっぱるなんて、やっぱりこの人のエンタメ才能は素晴らしいと思いました。
    バチスタに続く田口−白鳥モノなのですが、同時進行していた「ナイチンゲール」に時間をとられていたせいで、白鳥の登場がやや少なめです。そのぶん、『白鳥節』を期待していると裏切られます。でも、作品としてはあいかわらず、現実の医療問題もしっかりあるし、小物が最後はおおきなファクター(チュッパチャップス)になったり、とにかく一気に読まずにはいられない作品でした。

  • 救急医療、スピード感あって、満足。

  • ナイチンゲールの沈黙と
    同じ時間軸で展開される、もう一方の物語。
    前作が 静 ならば、今作は 動 。
    2人の看護師を通して、死と生の両極を見せる構成となる。

    今回は医療よりも、組織や人がメイン。
    医師も看護師も、患者のため と手段を選ばずいると、
    自身の立場が危ぶまれるというジレンマに陥る。
    何かにつけて言及される、越権行為もその一つ。
    厳格にするべきことではあるが、
    これでは大義名分が分からず、
    現場で摩耗していく医師や看護師も多そう...。

    「今のうちに誰かの下で働ける幸せを噛み締めておけ」
    そんな速水の言葉からも、
    どれほどの重圧を背負ってきたかが伺える。

    また、言葉選びのセンスが抜群のバチスタシリーズ。
    今回の名言は速水が倫理委員会に言い放ったこのセリフ。
    ------
    倫理倫理って、
    季節外れの鈴虫みたいに鳴くんじゃねえよ。
    ------
    リンリ リンリ...
    表現は可愛くても毒しかない。

    速水の、歯に衣着せぬ物言いは爽快だったが、
    今作も白鳥が控えめだったところが少し残念。
    次作では、もう少し田口白鳥ペアでの活躍を期待したい。

  • 日田先生と白鳥調査官のコンビの第三巻。今回は、救急救命センターの速水部長の雄姿が見れる。病院経営としては、利益を生み出さない救急救命センターには色々と言いたいことはあるだろうけど、患者の立場とすれば、最後の駆け込み寺といえる。大規模災害の発生した時の病院側の受け入れ態勢を垣間見た。

  • 緊急医療の難しさを説く本。 速水がドクターヘリを欲しがるが病院側は経費のかかりすぎを懸念し、導入を見送る。
    結局の所、最後にタンクローリーの火災での大事故と今までの経費捻出のための贈賄を認めとうとう極北市へ。そこでは速水の好きなドクターヘリが活躍している。と言うところで終わり。話が戦会読んだナイチンゲールの沈黙とが並行して進む話はちょっと不思議な感覚だ。

  • 2007年刊で9年も前のベストセラー、なのでレビューもクソも無いだろうから、ほんの備忘録として...。
    ・刊を重ねる毎に面白くなっていく!、凄い!
    ・ミステリーは今までに殆ど読んでいないが、時間軸上で並行して起っている事象を扱うというのは面白かった。
    ・この先も読み進めたくなった。
    以上。

  • 速水先生cool!

著者プロフィール

海堂 尊(かいどう たける)
1961年、千葉県生まれの作家、医師。医師としての所属は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所・放射線医学総合研究所病院勤務(2018年3月時)。
2005年に『チーム・バチスタの崩壊』で、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、作家デビュー。
同作はのちに『チーム・バチスタの栄光』と改題して出版される。映画・テレビドラマ化もされた代表作となった。

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