神社とお寺の基本がわかる本―基本のキを教えます (宝島社新書 230)

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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796658133

感想・レビュー・書評

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  • 日本人にとって最も身近な宗教でありながら、混同されがちな神社とお寺。「基本のキを教えます」というサブタイトルの通り、初級者向けの知識をさらりと解説してくれている。
    参拝巡りをする際の、心構え、マナー、予備知識が主題。
    第三章で語られる、神道と仏教の歴史については、特に興味をそそられたもののページ数は少なめ、もっと深く知りたいと思った。

  • 趣味が御朱印集めってこともあり、改めて1から知ろうと思い読んでみました。
    参拝の仕方は知っていたけど、建物の造りなどは知らないことだらけでした。これからの御朱印集めでは造り等も気にしながら見周っていこうと思う。

  • 7世紀に聖徳太子が成し遂げたとされる神仏習合は、日本古来の神道と5世紀に日本に伝わった仏教を融合させた、世界でも珍しく良く出来たシステム。しかし大半の日本人は日常的に神社や寺に接することは無く、その区別さえ理解出来ていないのが現状。本書はそんな日本人に、まずは参拝の作法から、葬式のマナーやお祭りの基礎知識など、歴史学者の武光誠が基本の「キ」から教えてくれる。本書は「グレイル」さんとの共著という事で、そのグレイスさんが何者なのかを調べてみると、編集プロダクションの会社名だった。

  • 第2章「神社&寺院“ツウになるすすめ”」と
    第3章「神道と仏教の歴史を知る」が
    社寺の基本知識を得るのによかった。

  • 神社とお寺を比較しながら、参拝の仕方、建築様式、歴史などなど、ざっくりと説明してあります。初心者向けなのは最初と最後で、中程の仏像のバリエーションや社殿の違いは少々マニアックかなと。平易な言葉で書いてくれているけれど、神仏習合、衆生、◯◯天皇の時代etc…何だっけという単語も飛び出すので歴史に弱い身にはすんなり読めない所も。まぁ全部を覚えられなくても、うっすら学べれば、また調べることができるし、初心者には有り難いまとめでした。

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著者プロフィール

1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大大学院博士課程修了。文学博士。元明治学院大学教授。専攻は日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組んでいる。著書に『律令太政官制の研究』『日本古代国家と律令制』(ともに吉川弘文館)など専門書のほか、『歴史書「古事記」全訳』『古事記・日本書紀を知る事典』(ともに東京堂出版)、『古事記と日本書紀 どうして違うのか』(河出書房新社)など多数。

「2022年 『古代史入門事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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