「ひきこもり国家」日本: なぜ日本はグローバル化の波に乗り遅れたのか (宝島社新書 238)
- 宝島社 (2007年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796658485
感想・レビュー・書評
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2010年133冊目
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とても読みやすかった。
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まぁ、ふつうに面白いです。
英語が重要とか、まぁ、だいたい海外に出ている人が
よく言うようなこととか、わけのわからない肩書きの人の
わりにはまともなこと書いてます。 -
現在の日本が抱える問題を、誰もが知ってるキーワードを軸に、彼の視点で解説している。
あいかわらず読みやすいので、本があまり好きではない中学生くらいでも読めてしまう。
高城ワールド入門編。
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<ul>
<li>イスラム カネを貸して利子をとる行為を禁止している</li>
<li>石油依存社会からの脱却が、世界が目指すべきテーマとなる。資本主義対イスラム教圏という構造でも、世界経済でも、たぶん平和と
いう命題においても、すべてに石油が鍵になってくる。</li>
<li>お金の価値とは別の情報を得たかどうか、得られる立場にいるかどうか、自分の情報をきちんと伝えているか、自身で正しい情報を見
極められる目をもっているか、これらがとても大事だ。</li>
<li>グローバリゼーション時代のルールを知っているかどうか、それが格差社会の上に昇るか、底辺に沈んでしまうかの鍵になる</li>
<li>目の前におこっていることだけに意味を見いだすのではなく、地球を周回する衛星のような視点をもつことが重要になってくる</li>
<li>格差に対抗するための情報収集術 new york times 日経新聞</li>
<li>1998 ロシアの経済危機 デノミでルーブルの価値を1000分の1とした ダーチャ別荘 作った野菜を物々交換</li>
<li>EU英語</li>
<li>資産を分散</li>
<li>2つ以上の専門知識が重要</li>
</ul>
</body>
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「ひきこもり国家」日本―なぜ日本はグローバル化の波に乗り遅れたのか (宝島社新書 238)
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個人的には刺激があって面白かった。
読みやすいしね… -
グローバリゼーション、国の借金、格差、環境問題、日本の現状に危機感をあおられると同時に、個人個人が世界的視座にたつことの必然性に気づかされる。時代のトピックをざっと知ることもできる。
危機感をあおられ、ではどうすればいいのかということで最後に4つの提言が掲げられている。その4番目「2つ以上の専門分野をもつ」はとくに納得した。 -
ハイパーメディアクリエーター高城剛氏の本。グローバル化や資本主義の本質、その中での金融、IT(情報)、環境問題の仕組み(カラクリ)を素材にして、フラット化した社会で予想される事柄を説明し、その状況下で内に閉じて世界に目を向けていない日本の現状を歯切れのよい言葉で喝破している。少し言い過ぎではないかと感じる部分もあるけど、世の中の仕組みや世界に目を向ける意味で、視野の広がる内容の本。お金と資本主義の本質を理解したいと思う。
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〜OSもただで配布するようになるかもしれないし、ipodも受像するだけのマシンから、自らコンテンツを生み出していくクリエイティブマシンへと変わるかもしれない。ともかくも、ITは臨界点に達し、時代の寵児たちは次のビジネスに取り掛かっている。〜
物事が俯瞰で見れなくなり、頭の中のくくりを波紋のように広げて行かないと…
ここへきて、著者の言う「変革モード」が個人にも…