菌が地球を救う!―あなたのまわりの発酵菌が人を幸せにする (宝島社新書)

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  • 宝島社
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796659567

感想・レビュー・書評

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  • 語り口調で書かれているため、かなり読みやすくまた、楽しく読めた。菌を通して見る世界はやはり、面白い。そして、美味しい。中盤から、著者の食に対する熱い思いがビシビシ伝わり、お腹が減ること間違いなし。よし、甘酒を作ろう!

  • 読んだ途端に発酵食品を食べたくなる。
    朝晩の納豆は欠かせない。

  • なんだかあまりに楽観的な記述と、ときおり事実として不正確な記述とがあって「だだ大丈夫か!?」と思うことしばしば。だけどまあ、希望が持てるという点ではよい。

  • 日本はきれいすぎる!除菌し過ぎて害になるのではないか・・・ワーホリ体験で私もそう思った。ありとあらゆる所に菌は存在し、しかも毎日新しい菌が出現しているという。そしたら除菌なんて意味をなさないのではないか。
    日本は世界的に一番早い菌・発酵王国だそうだ。平安時代末期に米麹売りがいたとは驚いた。もしかしたら塩麹だってあったのかもしれない。
    そして縄文時代から酒をつくっていたそうだ。すごいなあ。
    皮膚常在菌である表皮ブドウ球菌は、皮脂の脂肪酸を分解して弱酸性に保つ。これによってアルカリ性を好む病原菌を寄せ付けないようになっている。除菌、殺菌していたら、人間本来のこの機能を失うのだ。おっかない。
    菌は抗生物質と免疫を作るため、腸内に存在している菌はこれらのバランスがとれているのだそうだ。そして菌は免疫とビタミンを作ることが体に良いことであり、腸能力を発揮する甘酒を私も飲もうと強く思った。
    ところで、菌で地球温暖化対策として水素エネルギーがこれから注目されるんだなあと思いながら読んでいた時に日経新聞で水素エネルギーに対応する車の金属を作る企業の記事をみた。なんてタイムリー。菌と仲良くして健康生活を考えつつ、地球環境のことも考えるきっかけができた。

  • 腸能力や、水素を作る菌でする発エネルギー、食文化。
    細菌・発酵の魅力的な知識がいっぱい。

  • 「菌が地球を救う!」4

    著者 小泉武夫
    出版 宝島社新書

    p143より引用
    “実はヨーグルトの本場のブルガリアとか、グルジアでは、
    ヨーグルトを焼いて食べることもあります。”

    発酵学者である著者による、
    菌類と人類の深い関わりについて書かれた一冊。
    発酵と腐敗の違いから菌を活用した環境問題の解決法まで、
    読みやすくわかりやすい文章で書かれています。

    上記の引用は、
    ヨーグルトの食べ方についての項の中の一文。
    ここまでだと、
    非常に不思議な食べ物を作っている様に思いましたが、
    正体はヨーグルト入り卵焼きだそうです。
    発酵食品はとにかくこまめに食べて、
    腸内細菌量を保つことが肝要なようです。
    第三章に書かれている、
    菌の力で人類の4つの大問題、
    「環境」「食料」「健康」「エネルギー」を、
    解決する方法を読んでいると、
    生きていく希望がわいてきます。
    少しでも長く生きて、
    あらゆるゴミを循環させる事の出来る時代を見てみたいものです。

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プロフィール

1943年福島県生まれ。東京農業大学醸造学科卒業。醸造学、発酵学を専攻。農学博士。東京農業大学教授、国立民族学博物館共同研究員、日本発酵機構余呉研究所長などを経て、現在、東京農業大学名誉教授、小説家。著書に『発酵』『食あれば楽あり』『猟師の肉は腐らない』『食でたどるニッポンの記憶』、『超能力微生物』『納豆の快楽』『酒の話』『発酵食品学』ほか多数。

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