- Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796660143
感想・レビュー・書評
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偶然がバカらしい程のシチュエーションで上手く事が運んでしまう·····もう!!笑った笑った(笑)
これは、東山サン作品を好きな人にしか分からないかも知れない。
冴ちゃんのクールなのに親父がヤラれた時の豹変ぷりはカッコイイし、怖い物知らずの、お子ちゃま的な礼も可愛いし
周到に考えているようで結局は、お気楽的なやり口の中国人たち。
わちゃわちゃして、何が何だかのエンターテインメント!!
これは、分かる人しか楽しめない作品·····かも(笑)
私は好きです。
1番笑ったのが本編より著者あとがきかも知れない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
色々残念な登場人物が走り回っている
比喩や日本語がちょっと変わっていて面白い
Ram Coke もっと貪欲にいこう -
日中台湾人の登場人物が、黒い金をめぐって戦う。もっともっとエログロが欲しい。
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最近の少し小難しい話より、
初期のリズミカルで、
頭の悪い登場人物がイキイキと活躍する
話が大好きです。 -
礼と冴が 父親が同じの異母兄弟。
父親/新納壮一郎は 墓石屋で、中国に進出することを考え、
礼と冴に 中国語を勉強するようにと言う。
冴は、指を子供の頃に切り落とし、今はホストクラブにいる。
礼は、幼なじみの殺し屋兄弟の仲間で、牢屋にぶち込まれている。
父親の権限が強く 息子たちに、有無を言わせない威厳がある。
羅偉慈は、大柄なオトコで、短気、15年前に密航船で日本に渡る。
林傑は、元警察官であったが、事件を起こして同じように日本に渡る。
羅偉慈と林傑は、瀬川と言うボスの高利貸し取り立て屋を15年ほどしている。
瀬川には、中国語を教える 大友翔子という孫娘がいた。
中国人、羅偉慈と林傑は、
呉富貴の情報に基づいて、瀬川の地下銀行のおかねをぶんどろうとする。
呉富貴は、翔子の元カレだったと思い込んでいる。
翔子の授業中に因縁を付けて、瀬川のおカネのあり場所を探ろうとする。
礼と冴は、それを防ごうとするが、
文体が独特で、比喩の言葉が多く、日本語らしからぬ日本語で、
綴られているが 読みやすく ときどき にやりとする。
羅偉慈は、クルマの中で翔子をレイプしようとして、ヒーターで
ちんぽを焼かれてしまうところは、まぬけそうである。
翔子はクレーンを動かしたいという思いに
礼は応えてやるのである。なんといっても、礼は翔子に気がある。
テンポの速い 物語だった。 -
直木賞受賞のほうは読まないぞ、の意味のないひねくれた気持ち。でも楽しかった。ヒロインのキャラがだいすき。
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墓石販売業を営む新納家。独断で中国進出を決めた父親に命じられ、礼と冴は幼馴染みの大友翔子が教える大学で中国語を習うことになった。一方、密入国者の林傑と羅偉慈は、瀬川公平のもとで高利貸しの取立て屋をしていた。瀬川が仕切る地下銀行の隠し金を奪うため、孫娘の翔子を利用しようと大学に乗り込んだ。礼の親友で殺し屋クリスも加わり、欲望まみれの奴らが闇金争奪戦を繰り広げることに。