- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796660150
感想・レビュー・書評
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高級なスポーツカー、不倫、目の前で展開される女性のオナニー、ドライブ中のフェラ。どれも経験ないぞ。僕はこんなノーマルでいいんでしょうかね?
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写真家 藤代冥砂さんの短編小説集。
説明に「官能小説」って書いてあったから、どんなんかなーと思ったけど、とても読みやすく好ましかった。
男の人が書くこういうおはなしって、生々しかったり下品になってしまいそうなのに、なんだかとっても自然だった。女のひとの気持ちわかりすぎ!このひととんでもなくモテるんだろうな・・・
最後の「赤坂通り」で泣いてしまった。今の私には必要な本でした。 -
写真家・藤代冥砂によるお洒落な官能小説。どの話もなんだかリアルでありそうな都会の物語。こんな小説書いてみたいもんです。
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文章力のある人は尊敬に値する。女性誌【InRed】で大体は読んでいたが、これは1冊で手に入れたいと思い。写真家なのは知っていたが女優やグラビアアイドルなんかも撮ってるという事にびっくり。あーぁ、どっか行きたい。
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写真家藤代冥砂による小説。女性の恋が主だが、回ごとに違った車が登場する。帯に「おしゃれ官能小説」とあるように、なかなか際どい表現もあるが、淡々と綴られていて、不思議と嫌らしさは感じない。
この小説が連載されていた雑誌「InRed」で藤代冥砂のことを知った。彼の撮る写真を見たことがほとんどなかった私は、彼を女性だと勝手に思い込んでいた。それほどまでに、この小説に出てくる主人公達は「女」だ。計算高く、したたかで、快楽を求め続ける。
面倒臭いことを全部忘れて、車に乗って遠くへ行きたくなった。
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いやはや、官能小説55編一気読みしてしもうた。 パラパラーとなにかしながら読むのがよいかと。藤代冥砂はたくさんの恋愛をしてきたんだろな。女の子の気持ちがここまでわかっちゃうなんて、たくさんの人と対話(会話)してなくちゃ、こんなの書けないよ。ページ数にして多分、1編4ページだったかしら?それだけの中に気持ちを動かすような情景が浮かぶようにさせるのはすごいあっさりしてるのに時々印象的でそれこそ写真のようで。