- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796660907
感想・レビュー・書評
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すてき!すてき!すてき!
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ポール・スミザーさんの手がけたナチュラルガーデン、
宝塚ガーデンフィールズ"SEASONS"の本です。
季節ごとに植え替えないといけない一年草や農薬に頼らない、
ひとと動物と植物たちのオアシスとなる庭園に植物が根付いて9年、
残念ながら2013年いっぱいの閉園が決まってしまいました。
現在ポールさんや宝塚市、阪急、市内外の方々の力で存続への道が探られているとききますが、なにぶん駅前の一等地なので心配です。
兵庫県のレッドリストに上がっている赤とんぼ・ミヤマアカネの姿もみられるこの庭園、
そんなに広くはないのです。どうか存続の方向に向かいますように。
http://www.gardenfields.jp/garden/
自然の植生を生かしたポールさんの庭造り。
日本にはもともと多種多様の植物が根付いていて、
それら、ススキや葦の美しさを英国人の眼で見出してゆかれたのがとてもユニークです。
自然の風景を演出してくれる憩えるグリーン、しかもローメンテナンス♪
として今や世界でも大注目のグラス類ですが、
それは今や日本の田舎からもどんどん喪われていくなつかしい里山の風景でもあるのです。
ポールさん流の庭づくりがもっと広く理解されるといいなと願っています。 -
街路樹や公園緑化の本かな程度で手に取ったら、大好きな宝塚の劇場隣り(遊園地跡地)にできたガーデンフィールズ内の庭園の本でした。園内の植物やデザインから、オープンまでの苦労話など。有名なガーデニング作りの方が手掛けた所だったのですね。目を引く華やかな1年草でなく、植物の自然な発育を大切に無農薬・多年草で作る庭。たくさん掲載されている写真も、一見地味とも思えますが、気持ちが落ち着くのはきっとこういう庭なんでしょうね。整然としている美しさ。素のままの美しさ。。。ちょっと考えてしまう。今度宝塚遠征するときはぜひぜひ寄りたいです。行く前に読めてよかった。
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ガーデンデザイナーのポール・スミザー氏が兵庫県宝塚市の遊園地跡地に英国風庭園「シーズンズ」を作る過程を描いたフォトエッセイ。
農薬や化成肥料を使わず多年草を中心とした庭づくりというコンセプトは自分と同じもの。有機栽培について書いた本は幾つもあるけど、一年草に頼らない庭づくりについて書かれた本は余りなかったので参考になった。
とはいえ、スミザー氏は入場料をとる商用の庭園を作らなければならなかった為、最初の一、二年は花が少なく、お客さんも減って苦労したのだそう。それでもコンセプトを変えずに庭を完成させたのは見事。
環境負荷の点からも、こうした庭を手本にして、毎年新しいポット苗を大量に植えつけるような庭づくりは見直すべきだと思う。 -
そんなに遠くない昔、自然を尊重した素敵な公園が宝塚にあったんですよ…。
私がお金持ちなら、買い取りたかったw
もう、ないんですがね… -
上司の机にあったこの本をジャケ借り(?)し、あっという間にナチュラル・ガーデンに惹き込まれました
自然でシックで時に大胆なポールさんのお庭、美しいです
周囲の四季に馴染む植栽とは?少しでもポールさんのお庭に近づきたくて、今も試行錯誤しています
はるばる宝塚までお庭を訪れたのは、今となっては貴重な思い出
あんな素晴らしいお庭が無くなるなんて...
行政が買い上げたらよかったのにな