チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

著者 :
  • 宝島社
3.73
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本棚登録 : 11974
感想 : 1139
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796661614

作品紹介・あらすじ

東城大学医学部付属病院の"チーム・バチスタ"は心臓移植の代替手術であるバチスタ手術専門の天才外科チーム。ところが原因不明の連続術中死が発生。高階病院長は万年講師で不定愁訴外来の田口医師に内部調査を依頼する。医療過誤死か殺人か。田口の聞き取り調査が始まった。第4回『このミス』大賞受賞、一気にベストセラー入りした話題のメディカル・エンターテインメントが待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • H31.1.28 読了。

    面白い。感想は下巻にて。

    ・「的外れなサービスは、なおざりで過剰さが目にあまる。マニュアル的な敬意の表し方の裏側には隠しきれない軽視が見え隠れする。」・・・何とも皮肉たっぷりな表現ですね。

  • 第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞

    非常に読みやすい作品でした。
    医療現場の調査をするのが田口という医者が行うことになることから始まります。もっと専門の人が出てくるのかと思いきや・・・同じ医者が調査??

    上巻なのでまだまだ話の筋が見えてきていませんが、お惚け調査員の田口がどう動いていくのかが気になりました。

  •  田口・白鳥シリーズはもちろん、桜宮サーガでも1番面白いと思う海堂氏のデビュー作。バチスタ手術という心臓外科手術を専門に手がけ、いくつもの奇跡を起こしてきたチーム・バチスタの術中に起きた連続術中死。原因は医療ミスか、悪意を持つ者による殺人か。上巻では田口先生によるパッシブ・フェーズでの聞き取り調査のみ。久々の白鳥登場を楽しみに下巻へ。

  • 再読です。まだ上巻ではコンビの片割れは出ていませんが、手術中の緊迫感はさすが!です。結末は分かっているものの、終点に向けどのように展開していくのか楽しみたいと思います。

  • 文庫上・下2巻楽しめた!ストーリーそのものは「ふーん。」という感じでしたが、各キャラクターの素晴らしさと、描写や会話にキレがあって、作品としては引き込まれる面白さがありました。

  • 今更ながら、チームバチスタを。
    医療系とも知らなかったけど、医療系ってあんまりハズレなしな気がする。
    でもこの物語が他の医療系とちがう点は厚生省から派遣された役人らしからぬ役人、白鳥のせいだろう。
    話の中でも白鳥登場前と後でガラッと印象が違う。
    白鳥は奥田英朗の描く精神科医を彷彿とさせる。
    最後にはごく常識人で切れ者という風に落ちたけど。

    手術中の連続死は偶然か医療事故かはたまた殺人か。

  • 好きです。

  • 妙に説得力があるなぁと思ったらこの作者さん勤務医でした。
    医療は腕と技術だけじゃなくて人と人との信頼や人間関係が大切。
    扱われ方(話を聞いてもらったり、親切な説明対応)でその病院に行きたくなくなったりしますね。
    この本は大学病院で起こった成功率が非常に低い手術の医療過誤?殺人?手術の成功しなかった例?という微妙なラインの調査が病院内の人間関係も掘り起こして面白い。

    続きが楽しみ。

  • ミステリとして最高峰の出来なのはもちろん、細かい描写がしっかりしていて、極上のエンターテイメントに仕上っている。

    作者は現役の医者ということで、手術の描写や医療関係の表現が緻密なのは当然としても、容疑者の割り出しに利用されるロジックが秀逸。対象に接する際の態度をアクティブフェーズとパッシブフェーズの2つに分けて、ディフェンシブトークとオフェンシブヒアリングを組み合わせ(役割分担)することで相手の本質を分析してゆく。ときに攻め込み、あるいはさっと躱す。

    また、文庫本で上下で読んだ私のような人間は、本当にラッキー。
    上巻で主人公だと思われていた、病院でなんとなくうまく立ち回りながらも事件に巻き込まれた愛すべき隠れ熱血漢の田口はなんと、賢いワトスン役だった!下巻で投入される論理モンスターのぶっとんだ天才ホームズ・白鳥はあっという間に主役の座をかっさらい、まさに火の鳥のようにあそこにもここにも火の手があがる。そのパワーたるやすさまじい。切って、ちぎって、投げる投げる投げる!!!

    あーもう、ここで解説なんか読んでる暇があったら、さぁ財布を持って本屋へ行こう。
    日本人でよかった、今の時代に生まれてよかった!作者の文章をそのまま生で読めて、時代を感じられる幸福。

    うぉおい神様、海堂サマ、このサイコーの本を生んでくれて、ありがとう!




    ・・・・まず、読め!

  • 登場人物が非常に魅力的。
    医療系の専門用語が多いけれど大変読みやすく、シリアスなテーマながらもサクサクっと読めてしまいます。

    一応ミステリーなので一体何故術死が起きたのか、誰が犯人?と推理しながら読むことができます。

    上下巻に分けているのが不思議な程薄いので、1~2日あれば読み終えられます。

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著者プロフィール

1961年、千葉県生まれ。作家、医師。第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2006年に『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)で作家デビュー。著書は「桜宮サーガ」と呼ばれるシリーズを成し、本作および前作の『コロナ黙示録 2020災厄の襲来』(宝島社)も連なっている。他にはキューバ革命のゲバラとカストロを描いた「ポーラースター」シリーズ(文藝春秋)などがある。最新作は『奏鳴曲 北里と鷗外』(文藝春秋)。

「2022年 『コロナ狂騒録 2021五輪の饗宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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