チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796661614

感想・レビュー・書評

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  • とにかく細かい描写。でも分かりやすい。

  • 良かった

  • 大学病院の世界も大変だ。

  • 愚痴と設定

  • ドラマは前から観ていたんですが、ようやく原作を読む機会を得ました。

    難しい用語もたくさん出てきますが、登場人物のキャラクターがしっかりしていますし、物語もリズミカルなのでとても読みやすいです。
    このままシリーズ全編読みたいなー

  • 海堂尊さんの作品、ずっと読みたいと思っていました。
    一番最初に『ケルベロスの肖像』を読んでしまい、
    それが『バチスタシリーズ』だと知って、いま最初から読んでます。ドラマは見ていないので、ほとんど予備知識なしで読みすすめているので、すごく楽しんでます。面白いです。

  • おもしろかった。ドラマとかより小説のほうが、のめりこみやすい。

  • ドラマは見ていても、原作は読んだことがなく、少し前にフト思いって読んだ一冊。もっと早く読んでおくべきだった・・・。

  • 2014/2/16
    下巻へ

  • 080208

  • 専門用語が多くて
    難しい部分が多かったけど
    読んでいくうちに
    だんだん読みやすくなってきました。

    後半に盛り上がりを期待。

  • 感想は下巻に。
    ここまでは、普通の医療小説。事件になるのか?

  • 面白いのかもしれない。
    周りの感想では面白いという意見が多かったものの、個人的にはすらすら読みやすすぎて感想も出ないうちに終わってしまい、短編小説を読んでいるようだった。
    多分面白いのだと思うけれど、まず長編?小説として読めなかったので星二つ。
    上下合わせても一時間位で読み終えて、読み返す気力も出ないならお金出すことは無いよなぁと思った始めての作品。
    恐らくこれ以上作者の作品は読まないでしょう。

  • 【概要】
    奇跡の成功率をおさめてきた「チーム・バチスタ」に起こった連続術死の謎に迫るミステリー。
    人物は下記の通り。
    ①田口:不定愁訴外来を担当する万年講師、術死の内部調査を依頼される
    ②白鳥:厚生労働省の役人、探偵役
    ③桐生:神業のメス捌きを持つ天才外科医
    ④鳴海:桐生の義弟、桐生とともにアメリカより帰国しチームバチスタに参加
    ⑤氷室:バチスタの麻酔医、遺族心理から術死後の解剖が行われないのをいいことに、麻酔に毒物を混ぜ込んだ殺人鬼
    【著者】
    勤務医を兼ねる小説家
    【感想・印象に残った点】
    ・桐生は眼に障害を持ち、アメリカで術中に義弟の手を切り、外科医としての生命を奪ってしまう。メスを置くことを勧められたが、義弟の無念を晴らすためにも、メスを持ち続けるため、日本に帰ってきたのだった。しかし看護婦の交代等からミスが出始め、一見完璧に見えるチームバチスタが様々なひずみの上に立っていることが明らかになっていく。
    ・白鳥が下巻からいきなり登場し始め、ズバズバと真相に迫っていく姿は唐突に思える。変人のキャラも魅力的ではない。
    ・結局麻酔医が毒物を入れていたという落ちも微妙。

  • 大ヒット作品ですね。医療現場ってこんなんなんやねって思う作品。それぞれの医師達が魅力あるキャラクターで読みやすいです。

  • 一度読んでいたことを忘れて、もう一度読んでしまったが、二度目も面白かった。

  • 〈「チームバチスタ」シリーズ全般について〉

    上記シリーズの一作目。シリーズ通じて、AIという技術(死亡時画像診断、放射線を利用したCTやMRIなどの技術を利用して、死亡時の状況を解析し、事件解決に結びつけたりする)が中心に有るミステリーもの。
    一作目:純粋なミステリー
    二作目:ファンタジー系ミステリー
    三作目:アクション系ミステリー
    四作目:ドラマ系ミステリー
    五作目:純粋なミステリー
    というイメージ。

    全体としてボリュームがある割りにスラスラと読めるシリーズ。

  • 下巻で

  • 入院5冊目。上下巻の上巻。映画のほうを先に見てるので内容は知ってた。作者はこれがデビュー作のホンモノの医師だったのですね。それだけに文体等は色々アレだけど筆が走ってる時の文章が面白い。病院に居る時にこういう本を読むと非常にリアリティがあってよいw 白鳥=阿部君のイメージは完璧だったけど、本を読むとどうも主役が吉川君というのはちょっとなぁと。(^_^;) そして原作では田口公子が男だったことを初めて知ったのでした。映画のおかげもあり大変面白かった!

  • これ2冊に分ける意味ある?そんな上巻。

  • 今更ながら海堂尊初読。わりとテンポよく読める。ドラマを見てたから田口先生のキャラが全然違うことにびっくり!意外と腹黒じゃないか。白鳥さんはまだ出てこない。下巻になったら出てくるのかなぁ…。とりあえず続きを読む。2011/112

  • 映画化もあり、話題になった作品を遅ればせながら読んでみた。バチスタ手術の術中死を巡り、万年講師の田口医師が院長の特命を受けて事件性の調査を行う。

    上巻を読んだ限りは、まあまあだろうか。医療ミステリーということで、もう少し深刻で、ハードな感じかと思っていたのだが、田口医師のキャラクターのせいか、軽い感じがした。

  • 物語のほんの始まり。存外、口が悪くて皮肉屋だったり、マイペースだけど周りの状況や人を見るのに長けていて、後ろ向きのような前向きのようなふらふらしてる所だとか、それぞれが田口先生の魅力だと思う。

  • 映画を見てから読んでみる
    うむ。映画は映画の演出があり、原作には原作の良さがある
    医療用語は難しくてよくわからないけれども、、、
    それでも 十分楽しめる^^

  • 初めましての作者さん。
    巷ではやり出して随分経ちますが、実はこの作者さんの本を読んだことがなかったです。
    みんなが「おもしろい」って言えば言うほど読みたくなくなることがある程度には、天の邪気なのでそれで長い間読まずに放っておく本が結構あります。
    というわけでようやく手に取りましたが、本って結構相性があると思うんですよね。
    言葉の一つをとっても合う合わないっていうのがものすごくあると思うし、そういう直感を大事にしないといけない娯楽だろうなーって思ってるんですが。
    この本は一ページ目から、絶対この本、面白い!って思わせてくれるような本でした。

    主人公は、田口という神経内科のお医者さんなんだけど、「不定愁訴外来」が専門のいわゆる患者さんの愚痴を聞く医師の中では窓際族のようなお仕事。ただし、手術が嫌いだとか、いろいろな理由から自分で望んでその地位にいるのだけれど、その田口医師に持ち込まれたのは、あろことか病院の花形部署である「チーム・バチスタ」の内部調査。
    手術は専門外だから、と渋る田口に高階病院長がかなり強引に押し付ける。
    そこで田口医師が条件を出したのが手術に関わる全員の聞き取り調査をすること。
    手術を見学すること。

    ひねくれものが病院のホープを相手にするところがありきたり、というか使い古された設定だけれど相当面白いし。
    ミステリーなのでそれが事件なのか事故なのか、もわからないというところも面白いです。
    まだ下巻があるので、どのような形で決着がつくのか、とても楽しみにしています。

  • さすが話題になった本だけあって、面白かった。犯罪の手口が医学技術なので、犯人を推理することはなかなか難しいけれど、映画を見ているようなハラハラドキドキの展開を味わうことができた。
    テンポがいいね。
    また、厚生労働省の役人という白鳥のキャラがまたいい。そんなぶっとんだキャラはなかなか実際にはいないが、大臣官房付というのはリアルで、医系技官は個性的な人が多いのは確かなので面白かった。彼ぐらいのネゴシエーションが躊躇なくできればすごいだろうな。

  • とてもリアルな医療現場の描写が多くて面白かった。
    医療ミステリーというジャンルはなかなか読んだことが無かったので、とても新鮮でした。海堂さんの小説ははじめてでしたが読みやすかったです!

    下も読みたいと思います。

  • 20130810 シリーズ一作目、最初からテンポがよい。この後の展開も予想がつく。休みの日に映画をみる感じで読める。

  • 2011

  • 医療ミステリーは、専門用語が多くてとっつきにくい所があるが、それを割り引いても面白かった。
    話の展開もよく練られているが、やはり白鳥技官の強烈なキャラ(小説的というよりも、ドラマ的な言動だが)がこの話を面白くしていると思う。

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著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。医師、作家。外科医・病理医としての経験を活かした医療現場のリアリティあふれる描写で現実社会に起こっている問題を衝くアクチュアルなフィクション作品を発表し続けている。作家としてのデビュー作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)をはじめ同シリーズは累計1千万部を超え、映像化作品多数。Ai(オートプシー・イメージング=死亡時画像診断)の概念提唱者で関連著作に『死因不明社会2018』(講談社)がある。近刊著に『北里柴三郎 よみがえる天才7』(ちくまプリマー新書) 、『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』(宝島社)、『奏鳴曲 北里と鷗外』(文藝春秋) 。

「2022年 『よみがえる天才8 森鷗外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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