チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 10855
レビュー : 1093
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796661614

感想・レビュー・書評

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  • ミステリ、かな?医療事故を調べることになった、割と目立たない精神内科の活躍、と言いたいところだが、上巻では調査の途中で特に活躍はしない。

    千葉大の医師時代の話だけかと思ったら、現行も放医研の研究者をされているようで、途中で生々しい医療行政や研究行政、病院の組織の矛盾に関する不満や、医局の人間関係のうまくいかない話が織り込まれる。

    上巻のなかばあたりから非常に筆が走っていて、会話の間に挟まれる心理描写など、読んでいて非常に心地よい。

    それはそうと、「はちみつ・きんかん・のどーあめ」や「ひとりでできるもん」という、全くムダで脱力する言葉が、地味に効いている。文章のムダを省けば良い文ではないのである。

    とはいえ、薄い本なんだから、1冊にしてくれんかなあとも思うんだよね。上下2冊になった時点で、読むのがめんどくさいと思ったりするもんなんですよ。

  • 映画化でさらに売れているらしいこの作品。
    今の仕事と絡むこともあって、売れ筋だけど反応してしまった。
    グチ外来の患者さん、留蔵さんのエピソードなんて、ほんと今のわたしの仕事にぴったりのお話。
    しかし、田口は映画でもぜひ男にして欲しかったなぁ。
    それだと画にならないから仕方ないけど。
    最初のうち、手術の失敗の話がなんで「このミス」???って思ったけど、鳴海の一言で一気にミステリィ色が強くなって、納得。
    面白くなるかも。

  • 上巻は術死の謎について探るのと登場人物への事情聴取的な感じ。
    謎は全然明らかにされないし分からない。
    下巻を読むのが楽しみである。
    文章は読みやすいが稚拙な印象はある。

  • 電子カルテ導入か?っていう ブラウン管時代の話なんですね。テレビドラマよりも田口先生がかなり優秀 白鳥さんは小太りなんだね でも イメージはあのキャストで動いていたな〜

  • 医療に関する小説
    選ばれたチームが手術を行っている時、術死が発生。
    問題点の洗いに主人公が選ばれた。
    違和感があるとのことだが、はたしてこの中に犯人は居るのであろうか。それとも本当に偶然なのか。
    下巻が待ち遠しい。

  • もともと医療系のお話が好きだったのと、ドラマ化されたことがあっておもしろいのかなと思い読んでみました。海堂さんの作品で初めて手にとった本ですが一気にはまってしまいました。さくさく読めるのに、設定の細やかなところまで拘っている部分や個々人の性格が定まってブレないので読んでいてとてもおもしろかったです。

  • 読みやすい。ドラマから入ったので、田口先生の人物像が新鮮で面白い。「大学病院」的で頼り甲斐あるグッチー…。細かい設定も知れるので楽しい。
    場面がパッパッと変わるスピード感。

  • 15.jan.12

  • 2008年6月8日読了。最初は難しい心理描写に頭を悩ませることろもあって、読みにくいなと感じることろもあったんだけど、そのうちそれが快感となってきました(笑)見事に読みごたえのある内容。満足度は高いです。前半は田口講師の理屈というか表裏の激しい性格、心理描写がとても面白かったです。人に名前の由来を聞くというのはなかなか面白い着眼点でした。私も一度試してみたけど、みんな自分の名前に対して様々な思い入れがあるのよね。おもしろい心理状況を見てとれることを知りました。

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著者プロフィール

海堂 尊(かいどう たける)
1961年、千葉県生まれの作家、医師。医師としての所属は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所・放射線医学総合研究所病院勤務(2018年3月時)。
2005年に『チーム・バチスタの崩壊』で、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、作家デビュー。
同作はのちに『チーム・バチスタの栄光』と改題して出版される。映画・テレビドラマ化もされた代表作となった。

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