のはなしに

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 805
レビュー : 85
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796661904

感想・レビュー・書評

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  • 今回の『のはなしに』も、例にもれずおもしろかった。

    理由は、前回にも書いた通り。まったく、その通り。

    肩の力が、へにゃーんって抜けますねー。

    「聞き間違い」の話、すきでした。

    なんか、日常ってこんなにおもしろいこと転がってんだな~みたいな。
    くすっと笑えちゃう話が、満載なんですねー。

    たくさんの話があって、おおー!ってプチ感動したり、ああ、わかるわかる!って共感してみたり、えー何もそこまで言わんくても・・・みたいのもある。

    でも、いいんです。

    共感できなくても、面白ければ。

    本だから。読者ありきの、本だから。


    本たるもの、読者のためにあれ。


    ああいい時間過ごせたな~って本が、その人にとっていい本だと思う。

    本だけは数値化ができないし、これが一番優れてるってことを決められない。

    読む人の感性、知性、感情に訴える商品。

    つまり、読む人によって価値が変わってくる。


    良い本ってなんなの?って定義もまた難しいのですが、私の定義は、面白くてためになる本。

    ためになるっていうのは、別に人生に役立つ知識とか教訓とかを指すんじゃなくて、自分の中の何かに響いて、その本を読んだ時間をいい時間だったな~って思えること。


    本はきっと、その付加価値が問われている。

    人それぞれ、価値を見いだすものが違うっていうのは面白いな~とも思います。

    自分にとっては価値を持つ本でも、他人が読んだらツマンナイ、なんてざらにあるもんね。


    おそらく、ひとえに「価値観」なんですね。


    で、自分はこれは違ってて当たり前だと思う。
    どんなに似てる人同士であったって、価値観の全会一致はあり得ない。

    だから、よく耳にする別れ話の切り口にも疑問を感じるのですよ。

    「価値観が合わないから、別れよう」

    ってやつ。

    だったら世の中付き合ってる人いなくなっちゃうじゃん。
    みんな一人で生きていくってことでしょうか。私はいやです。寂しいです。


    つまり、違って当たり前ってこと。
    で、価値観の違いはあって当たり前、大前提ってこと。

    私が言いたいのは、一言で言うと、

    認め合えばそれでいい!


    ってこと。

    あ、桜井さんも言ってたね。


    ひとつにならなくていいよ
    認め合えばそれでいいよ



    相手を大事に想う気持ちがあって、理解したいと思う気持ちがあってはじめて、自分にはない価値観を認めていけるのだと思ってます。
    みんな、笑ったり泣いたり怒ったり喧嘩しながら認め合ってるんですよね^^
    微笑ましい~


    価値観の不一致なんて、口先の綺麗な言い訳はやめにして、真摯に向き合いたいですね。

    以上、私の勝手な価値観でした。

    伊集院光のエッセイから、なぜこんなに広がってしまったんだ…(・∀・)

  • 最高に面白かった。読みながら声出して笑って、思い出して笑って楽しかった。さんも楽しみです。

  • おもしろい。
    じわじわっと心に奥に残る話なので,
    時間が経ったら「のはなし」の話とは気づかずに
    ほかの人に話してしまいそう。

  • 上っ面の綺麗事、見た目だけの、偉い人に気に入られて起用される芸能人がようやく駆逐され始めている昨今、やり過ぎなくらいまじめで損な生き方をしている筆者はもっと評価されて良いと思う。

  •  これを読みながら、ポッドキャストを聞くと面白さが少しだけ増します。

  • (2013-06-01L)

  • たまたま図書館の返却ブックトラックにあったので読んでみた。どれも面白いのでしっかり読んでしまって時間がかかる。奥さんが興味深い。

  • 携帯のメールマガジンで書いてきたものの抜粋。短編エッセイその2。
    「のはなし」より全体的にタイトな文章です。余談部分が少なくなったのか。これはこれですっきりしていて読みやすいです。
    『「名言」の話』とか、作者の考え方が他人の言葉を借りてしっかり伝わってきます。ちょっと下ネタもあるけれど許容範囲。
    これは「のはなしさん」も読まなければ、と思いました

  •  
    ラジオともテレビとも違う伊集院さん

    文章でしか出会えない伊集院さんのおもしろさ。

    「新しい」。。

    読後やさしくおだやかな気持になれます。

    こころがささくれているときに
    ぱらりとめくって読んで
    救われてます。

  • 伊集院光さんのエッセイ集です。うまく言えないのですが、行間に漂う彼のコンプレックスやおかしみ、過去を振り返ったときの身悶えする恥ずかしさが、自分の大したことない人生にとても重なる部分があって好きです。

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著者プロフィール

タレント

「2019年 『世間とズレながら、生きていく。(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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