セブン‐イレブンの16歳からの経営学 (宝島社文庫 604)

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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796661980

感想・レビュー・書評

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  • 「相手の立場で考える」「顧客の一歩先を行く」は、よく言われる事。でも実際にやろうとすると、とても難しい。どうしたら良いか途方に暮れてしまう。
    本書を読むと、一つ一つの試みに一々納得する。確かにそうだと思う。でも、どうしてできたのかと思う。
    鈴木さんのシステマティックで再現性のあるやり方。どうしてそんな事ができるのだろうかと思う。頭の中を見てみたい。

  • 「顧客から見れば完売は不都合でしかない」

  • セブンイレブン本を読み漁った時期があり、これを手にした。「父から息子へ」のコンセプトで、最初のトピックスもアルバイトにも仮説力が求められるという話。経営学に関する本はあまり読んだことがないが、すっと入っていけた。ただ、"「ほんとう」の仕事"は作業と仕事の違いにある?ちゃんと理解できたかは自信がない。

  • 仮説、売り込み、商品開発、マネジメント、リーダーシップ。学生の時にバイトしたけど、秘密があの小さいコンビニにすべて詰まってる。

  • 親会社を凌ぐ成長を見せ、ついには親会社を参加に収めるまでに成長を遂げた、流通業界の勇であるセブンイレブンの成長の秘密を解き明かす1冊。

    セブンイレブンのパートさん、バイトさんから店長、アドバイザーであるOFC、商品開発担当者、そしてトップという組織力の強さの裏には、末端からトップまで一貫して浸透した、お客様の立場で考える仮説力・検証力を背景にした、顧客第一主義がある。

    さらにその顧客第一主義を推進するための説得力やコミュニケーション能力といったマネージメント力の強さを理解させるために、非常にわかりやすい解説を付している。

    各章を、パートやバイト、店長といった現場ステージ、OFCと呼ばれる現場のアドバイザーステージ、商品開発担当ステージ、マネージャー層ステージ、そしてTOPのステージに分け、さらにそれぞれのステージにおける、多くのエピソードを含む小単元で分けて非常にわかりやすく、強い組織の内側についての解説が加えられており、まさに高校生が読んでも経営というものを垣間見ることができる教科書になっている。

    そしてここに書かれていることは、私自身がこれまでにさまざまな経験の中で、大切だと思うことがそのまま書かれており、学習した理論をしっかりと実践すれば、とても強力な武器になること、そしてここに書かれていることは単にセブンイレブンやその業界だけの話ではなく、どの会社、どの業界でも通じるのだということを教えてくれた。

    欲を言えば、失敗の事例も同様に解説があるとよりよい経営学の教科書となったのではないかと思うが、そこまでは望むべくもないか。

  • 幅広い基礎的な経営学がわかりやすく書かれていて、これから経営学を学ぶ人にはもってこいの本です。(経営2年男)

  • 再読中

  • やさしく読めた。マーチャンダイジングやロジスティクス、サプライチェーンの入門書として最適か。

  • なかなか読みやすかった。文字も結構でかいよ!

  • なかなかお勉強になりました。
    人と同じ事をしてても成功しない!ってな。

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著者プロフィール

ジャーナリスト
1952年生まれ。東京大学教養学部教養学科中退後、フリージャーナリストとして経済・経営分野を中心に執筆。企業組織経営・人材マネジメントに詳しい。

「2020年 『共感経営 「物語り戦略」で輝く現場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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