殺人ピエロの孤島同窓会 (宝島社文庫―『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796663465

感想・レビュー・書評

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  • 著者12歳時の作品ということでとてもびっくりです
    孤島で開かれた同窓会で繰り広げられる殺戮のお話
    なんか文章の粗さは感じましたが
    まぁまぁ楽しめました
    設定や展開など違和感はなくはないですが・・・

  • 作者の事を知らなくてもあまり評価出来ない。作品の流れも違和感だらけ、最期も何かあっさり、正直ガッカリです。アガサのマネするならドロドロ感が欲しい。まだ無理か。

  • 3.4

  • これを12歳が書いたって思うと
    すごいと思う。

    物足りなかったり
    たどたどしかったり

    あったけど、

    じわりじわり追い詰められてくる
    ぜんはんは
    十分楽しめた作品でした!

  • 本土から遠く離れた無人島で,島出身の高校の同級生が同窓会を開く。
    そこに突如乱入した殺人ピエロが次々に殺戮を繰り広げていく,果たして殺人ピエロの正体は!?
    ギャグのようなノリと痛々しい文章だが,12歳が書いたにしては素晴らしい。
    この分野の一応はベストセラ作家である山田某や金沢某だって未だにこのレベルと大差ないわけだし。
    ワタシなど中学生にもなって読書感想文に「ごんぎつね」を選んで,ただ1行「兵十, don't make it bad」と書いたところ,「主人公は"へいじゅう"ではなく"ひょうじゅう"です」というお叱りを受けたことがあるほどの文才なしなので羨ましい。
    ちなみに12歳女子が書いたにしては,オッサンの妄想みたいなシーンが随所に有るのはなんだろう。

  • 『このミス』特別奨励賞の作品です~。
    な、な、なんと著者は12歳。
    えええええ~!! マジですか~?

    まず驚いたのが、12歳で長編ミステリー書けちゃうんだ~。
    私が12歳のころは、作文が大嫌いで原稿用紙1枚書くのも大変だったのに、こんなに書けちゃうなんて信じられません!!
    そして、大人と競って賞まで受賞しちゃう???
    これは凄すぎです!

    ストーリーは、
    本土から1500キロ離れた東硫黄島。火山の噴火から避難するため住民が東京に移住してしまった孤島である。そんな島で同窓会が開かれることになり、久しぶりに東硫黄高校同窓生36名中、不登校だった1名を除く35名が集まった。ところが、和やかなムードで始まった同窓会は一変、突如乱入した殺人ピエロにより集まったクラスメイトが次々に惨殺されていく。血塗られた殺人ピエロの正体は?
    『そして誰もいなくなった』とか『バトルロワイヤル』みたいな感じになってる話です。

    12歳でここまで書いちゃう?
    今40歳の私でもここまで書けないよ~。
    ちょっとエッチなシーンとか書いちゃっていいの~? っていうか、そういうことも知ってるの~?
    コンピューターの回線がどうのこうのとか、そんなこと私でも知らないよ~。
    この子の頭はどうなってるのかしら?

    ま、読んでて、ちょっと文章が幼いかな~?って思うけど、
    たとえば、登場人物たちの会話とか。。。みんな20歳くらいの年齢で、この会話はないんじゃない?
    っては思うけど、でもスリル感もあってすごいです。

    ただね~、12歳でこんな血みどろの小説書いていいのかな~?って思っちゃう。
    12歳だよ~。小学6年でしょ~。
    もっとさ、夢のある話とか書いたほうがいいんじゃない?って思う。
    こんなに次々人が殺されたりしてる小説書いて、将来だいじょうなの?って反対に心配しちゃうわ~。

    それでも実際、楽しく読めたんだからいいんだけど。。。
    この著者が大きくなったとき、どんな小説を書いていくのか楽しみです。

  • 12歳でこれ書くかっといった作品ですね
    強引な流れです
    軽いタッチで殺人書かれてます

    最近の小学生を怖く感じますなぁ

  • 初めは文体にちょっと馴染めなかったけど,まあまあかな。

  • このミス!大賞の特別奨励賞受賞作。
    曰く付きなこの賞は登場の作者が
    中学1年生の12歳だったという...
    出版社からしたら、超オイシイ素材だったから...でしょうねー。

    読むまでは、もっと酷くツマラない作品だろうなーと
    思ってましたが、少しだけその予想を裏切り、それなりに
    最後まで読めてしまいました(笑)。
    単なる12歳の少女が書いた駄作ミステリーって訳じゃ
    ないんですね。納得。
    でも、いくら小説とは言えこうも簡単に殺人を面白おかしく
    茶化して表現する子供に生理的な恐怖と自分には理解が
    及ばない嫌悪を感じるのも確か。

    万が一、自分の娘がこの作品を書いたとしたら......
    不安で仕方ない。

  • 第4回「このミステリーがすごい」大賞特別奨励賞。
    本土から1500キロ離れた東硫黄島そこで行われる東硫黄島高校同窓会に35名が集まる。
    突如乱入した、ピエロに次々と生徒が殺されていく・・・
    ものすごく惨殺にリアルに・・・ピエロの目的は?参加していない不登校の1名の行方は?・・・
    いったい誰が犯人なのか?どんでん返しに、ラストへと。

    なんと、作者は12歳・・・。焦るね。
    最初は、「バトルロワイヤル」のパクリと思いきや、読んでくうちになかなか面白くなってきました。


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