ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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レビュー : 514
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796663588

感想・レビュー・書評

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  • 前作、舞台の手術室と違って、今回は神経内科病棟と小児科が主な舞台。それぞれの病棟の雰囲気、登場人物の個性が伝わってきます。加えて桜宮警察署から加納警視正、玉村警部補。もう魅力的な人物てんこ盛りです。病院、警察と組織改革の困難さを持つ二つの組織に、改革派・保守派を置いてあるところも流石!下巻へ。

  • あの「バチスタ事件」の騒動から暫くの時間が流れ、やっと落ち着いたかと思われた東城大学医学部付属病院。
    年末の病院には重度の肝硬変を抱えた人気歌手が急患で運び込まれる傍ら、小児病棟では眼球内のガンを抱える少年の手術が年内に出来るのかと心のケアが課題となっていた。

    何年か前に読んだ「チーム・バチスタの栄光」のあらすじをほとんど忘れてしまった状態でこちらを読了。

    Amazonのレビューなどでは本作に対する評価はあまり芳しくないようで、「ミステリーとして成立していない」「キャラ造形が古臭い」「現実離れしすぎ」「医療倫理的にどうなのそれ?」…等々、ツッコミや批判の数々はすべて納得というかごもっともな意見だと思う。特に、下巻の種明かしの手法はもはや反則の域に入っていると私も思う。

    でも私自身は楽しく読んだので☆4つ。
    この作者は医療界の問題を社会に提起したくて小説を書いている…といった感じのことをどこかで聞いて以来、どうしてもこの人の作品を読むときにはその点に注目してしまう。
    今回も大学病院の組織が抱える疲弊感や縦割り主義、死の近い患者が本当に幸せに最期を迎えるためには医療は何をするべきか、そして、医療として超えてはいけない一線に関する問題提起など、多くのサブテーマがあり、とても興味深かった。
    早く次の作品を読まなくては。そして、時間があるときに「バチスタ」も読み返そう。

  • 病院の日常を描いた小説としてニコニコして読んでたら、唐突に事件が起きてちょっとびっくり。そいえば、これミステリーでしたね(笑

  • 新しいキャラクターが次々に登場して面白かった。結末が気になる。上巻を読んだ段階では、白鳥がいなくても事件が解決しそうだと思った

  • 小児科病棟を舞台に繰り広げられる医療ミステリー。
    抜群の歌唱力をもつ主人公の看護師浜田小夜を筆頭に、魅力的なキャラクターが散りばめられています。
    ストーリー自体はゆっくり進んでいき、とても読みやすいです。登場人物の人物描写がとても丁寧に細かく描かれており、上巻を読み終わるまでにはすっかり感情移入をしてしまいました。ただ、主要人物以外の病院スタッフなどの登場人物が少し非現実的かなという印象。綺麗な心の持ち主ばかりではない、リアルを描きたかったのかは分からないですが、少し極端かなという気持ちもあります。
    印象的だったのは田口医師や白鳥コンビの子供達とのやりとり。1人の人間としてしっかりと向き合おうとする描写はとても微笑ましく好きなシーンでした。
    事件が起こり、下巻での展開が気になります。

  • 主人公が看護師で、彼女の視点で話が進む。前作のようなテンポの良い謎解きでは無いが、面白い。

  • 内容紹介
    第4回「このミス大賞」受賞作で300万部を突破した大ベストセラー『チーム・バチスタの栄光』の続編が登場します。大人気、田口・白鳥コンビの活躍再び! 今度の舞台は小児科病棟。病棟一の歌唱力を持つ看護師・浜田小夜の担当患児は、眼の癌――網膜芽腫の子供たち。眼球摘出をせざるをえない彼らに心を痛めた小夜は、患児のメンタルケアを不定愁訴外来担当の田口公平に依頼し、小児愚痴外来が始まった。

  • シリーズ通り、読みやすくて面白い。
    ただ、まだ上巻ということで謎だらけ。
    主役(?)のナースに感情移入させるための序章か?
    内容としては、これからの後半に期待。

  • 今度は主人公が看護師で、彼女の視点で話が進む。前作のようなテンポの良い謎解きでは無いが、面白い。

  • 前半はちょっと退屈な感じがしたけど、小夜がガンガントンネルに入っていったあたりから、ぐっと引き込まれた。下巻が楽しみ。

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著者プロフィール

1961年、千葉県生まれ。第4回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し、『チーム・バチスタの栄光』にて2006年にデビュー。

「2020年 『不連続な四つの謎 『このミステリーがすごい!』大賞作家 傑作アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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