音楽誌が書かないJポップ批評 Mr.Children (宝島SUGOI文庫)
- 宝島社 (2008年5月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796663823
感想・レビュー・書評
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2019年9月25日読了。2005年、アルバム「Home」発表時のミスチルの(というか桜井の、あとちょっと小林武史の)売れる訳・作品解説などを様々な音楽ライターがよってたかって書きまくったムックの文庫化。今ではミスチル相手に文句を言ってもしょうがない・だって実力があるんだから、という感じだが、軟弱なイメージがあるのか・単に売れているからか、当時は批評家からは評判が悪かったことを前提に「そんなことないよ!ここがすごいんだよ!」とライターたちが持ち上げるようなトーンを感じる。さっぱりしたいい男だが中身は下ネタ好きなオッサン、豪邸に住み不倫をし大病を患い、少年のような恋愛観を持ちながら社会に対し説教をする。桜井和寿という人間には、誰もが一言いいたくなってしまうようで、それは彼の人を惹きつける魅力、ということなのかな…?桜井氏がいずれ小林武史プロデュースを離れることは、この当時から既定路線ととられていたようだ。
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つっこみが浅い
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DOME TOURに行ったら本屋に山積みになってた。写真が無くて全部イラストだけど、本人談より批評・コメントばかりだけど、そういう本を読んだこと無かったから、ちょっと勉強しようと思います。
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生協で平積みされてて、のこり1冊だったためなんとなく買ってしまった本。
桜井さんと小泉さんの類似性を指摘している記事が興味深かった。あとは一曲一曲のレビューがされてて、自分なりの解釈と異なっている部分も多々あって興味深かった。
ただ、この手の本にありがちで、途中で飽きてしまい、最後まで読み切ることはできませんでした。 -
ミスチルファンにはミスチルだらけでワクワクの1冊、
でもそうでない人にとっては。。
って感じの本かな。
ファン以外にはつまらないでしょう(笑)
まあファンでも色々と意見はあるかな。。
個人的にはアルバム「HOME」に対する論評に疑問を感じましたが、
そこも含めて、より幅広い面からミスチルがみれたかなって思いました。