信長 (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
3.36
  • (3)
  • (3)
  • (5)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 56
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796664103

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 伝法な言葉で喋る戦国武将達に、地の文章にもカタカナ言葉が混じり、執筆当時は昭和27年、斬新で、読者をわくわくさせた事と思う。
    そんな表現方法で青年期の信長を描くと、全体的に、児童文学か少年ジャンプみたいな雰囲気になるのが面白い。
    今では、珍しくない信長像だが、安吾ファンなら興味深く読めそうな一冊。

  • 安吾は顎十郎とか好きですが、これは何故かテンポ悪くてダメだったなあ。カタカナの使いかたが一々気になってしまった。桶狭間までですが、丹羽さんが中々出張ってて珍しいなあと思います。

  • 堕落論の坂口安吾が描いた「信長」

    飄々としている信長が描かれていて面白い。
    うつけているのにも、ちゃんとした理由があって、平手政秀諌死に対しても飄々とした態度を取っている様がある意味衝撃な印象を受けた。

    この本を読むまではどのようにして信長が家中を束ね、かつ尾張を統一していったかがわからなかったので、便利だった。どちらかというと桶狭間よりか尾張統一に描写が集中している気がする。

    敦盛のように颯爽を生きている信長を読んでいて清々しくなった。

  • ・10/10 結構カタカナを使った表現が多くて気になる.
    ・10/17 読了.信長は数奇な人生を送ったけど本人は納得して死んだんだろうなぁ.罰当たって死ぬのもそれまでの人生なんだろうからと割り切っていたのかもしれない。運命論者かも.

  • 安吾は大好きなのだが、これはムチャクチャ。
    どこまで事実を踏まえているのやら。。

  • 若きウツケ時代から桶狭間までの信長を描く。ユーモラスでおもしろいし信長に親近感を持てる書き方で非常によい。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

新潟市生まれ。1919(大正8)年県立新潟中学校に入学。1922年、東京の私立豊山中学校に編入。1926年東洋大学大学部印度哲学倫理学科に入学。アテネ・フランセに通い、ヴォルテールなどを愛読。1930(昭和5)年同校卒業後、同人誌「言葉」を創刊。1931年に「青い馬」に発表した短編「風博士」が牧野信一に激賞され、新進作家として認められる。歴史小説や推理小説も執筆し、文芸や時代風俗から古代歴史まで広範に材を採る随筆など、多彩な活動をした。

「2018年 『狂人遺書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

信長 (宝島社文庫)のその他の作品

信長 単行本 信長 坂口安吾

坂口安吾の作品

ツイートする