勝負の格言 (宝島SUGOI文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796665322

感想・レビュー・書評

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  • 師匠蔵書の一冊。

    「人は、何かを選択し、同時に何かを捨てる生き物です。良いものを選ぶか捨てるか、悪いものを選ぶか捨てるか、ズルいものを選ぶか捨てるか、美しいものを選ぶか捨てるか。何を選び、何を捨てるかでその人の人生は決まってきます。」

    雀鬼と呼ばれた著者ならではの言葉。他にも多数響く言葉が含まれており、勝ち負けの世界にいない自分のような人生にまでも影響を与えんとしてくる。そもそもそうした世界にいないと思いこんでいるだけか?という問いかけさえも。

  • 本当の強さには限界がない。限界がないから形も定まらない、すかみようがない、語りようがない、書きようがない、つまり体で感じるよりほかない。
    人生にはいいことと悪いことがありますが、悪いことを点にしてとらわれるのではなく、いいこともたくさんつなげてぐるっと円を描くことが大事。
    勝負とは、相手の間合いをどちらが先に自分のものにするかという戦い。
    自信も変化するもの。今日の自信は明日の自信を保証しない。たえず変化する己を等身大でとらえること。それが自信となり、そこから強さが生まれてくる。
    勝ち負けのはっきりしないものに勝負をかけている人は、強いと思う。そっちの方が人間関係や仕事で勝ち負けを競っているやつよりも余程強い。
    先に大きな流れを見据えながら小さな流れも見逃さないことが、次の変化の流れにも乗っていけることになる。
    基本というのは、生活の中でやっているしぐさ。仕草がよければ、品がいい。仕草がいいと特異なものを作りやすくなる。
    本当に不変なものは絶えまなく変化してやまない無常そのもの。

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著者プロフィール

1943年東京都生まれ。大学時代に麻雀を始め、裏プロとしてデビュー。以来引退するまで20年間無配、「雀鬼」の異名を取る。引退後は「雀鬼流漢道麻雀道場 牌の音」を開き、麻雀を通して人としての道を後進に指導する「雀鬼会」を始める。

「2016年 『決断の作法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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