イノセント・ゲリラの祝祭

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 3206
レビュー : 437
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796666763

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ4作目の舞台は厚生労働省。
    白鳥直々のご指名により、医療事故を調査するための独立した組織の創設を目的とした会議に仕方なく出席することになった田口先生。
    官僚、大学教授、医療事故被害者など、さまざまな思惑が錯綜する会議の幕開けです。

    今回もオートプシー・イメージング(Ai:死亡時画像診断)の導入についての話題が中心です。
    新しい登場人物・彦根はかなり強烈な人物で、彼の一人舞台となる会議後半戦は目が離せませんでした。
    Aiや現代医療現場に対する作者の思いを、彦根に代弁させているような、熱のこもった主張でした。

  • 法廷もののような演繹戦争だった。
    守りたいものが箱庭であれば、箱庭の外界を提示すればよい。
    しがみつく論を盾にするならば、しがみついた論を矛に置き換えれば良い。
    求めるものを掴むためにもっと大きなものを求める、小さく見せればいい、逃げ込ませてあげればいい。

    田口は操り人形を演じつつ、スポットライトを得た。
    舞台を降ろされた白鳥は、次の巣づくりを得た。
    表舞台に立てなかった彦根は、ゲリラ活動に打ってでた。
    役者はこれからどう動くのか。

    世論を味方にするのか、世論に潰されるのか。
    続きを読もう。

  • 今回の物語は、会議でのシーンが主だったので、ミステリーを期待して読まない方が良いかも(^-^;いろいろな人の思惑が有って、理想を実現するのって本当に大変だなと…。田口、白鳥コンビより彦根がメインの作品という印象です。

  • うーん、海堂さんの現在の厚生省への怒りやら、医療とは、とかをテーマにした論文のような感じでした。

  • ?チームバチスタ○
    ?ナイチンゲール×
    ?ジェネラルルージュ◎
    と期待された第4弾でしたが、ミステリー色は皆無。
    たぶんカテゴリーとしては新書。残念。

    自作は螺鈿迷宮と重なりそうで少しだけ期待。

  • チームバチスタシリーズ第4作。桜宮サーガシリーズをほとんど読んだ上で再読したが、いくつもの本のストーリーとつながっていて、ファンにはたまらないだろう。

    ただ、いきなりこの本を読んでも、面白さは感じられないだろう。

  • 病院サスペンス第3弾、まだ調子が良い

  •  エーアイは死因を確定する画像診断であり、今後導入していくことを宣言する、
    白鳥の後輩・彦根。司法、医療、厚労省、既得権益を守ろうとする官僚と、
    検討会の場で議論するが、彦根(白鳥?)の主張が通る。
     現在の医療問題が書かれているが、ミステリー?とは言えないような・・・。

  • 桜宮サーガ10冊目で、田口・白鳥シリーズ4冊目。
    今回は医療事故ではなくAiを認可するか否かを厚生労働省の会議で意見をぶつける話。

    もう厚生労働省はぶっ潰れても良いんじゃないかな・・・

  • キャラクターをものすごくわかりやすくシンプルに、ステレオタイプに過ぎるくらいに設定しているのがこのシリーズの特徴かなぁ。

    個人的には坂田局長が好きだ。

    電車で読むにはよかった。

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著者プロフィール

海堂 尊(かいどう たける)
1961年、千葉県生まれの作家、医師。医師としての所属は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所・放射線医学総合研究所病院勤務(2018年3月時)。
2005年に『チーム・バチスタの崩壊』で、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、作家デビュー。
同作はのちに『チーム・バチスタの栄光』と改題して出版される。映画・テレビドラマ化もされた代表作となった。

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