イノセント・ゲリラの祝祭

著者 :
  • 宝島社
3.32
  • (160)
  • (390)
  • (749)
  • (164)
  • (36)
本棚登録 : 3194
レビュー : 436
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796666763

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • [墨田区図書館]

    「チーム・バチスタの栄光」シリーズ。
    今回は病院の外、著者の関係するAiセンターについての本当にありそうな会議顛末を描いていて、これまでのなかで一番ミステリからは遠のいている。人間関係、というか交渉術、というか。彦根という新たにアクの強い人物も登場してきて、今後も続くであろうAiセンターがらみの展開で絡んできそうな気配で先々も楽しみ。

  • 田口・白鳥シリーズ。今度は官僚たちとのバトル。
    面白いんだけど、難しすぎて細かいところはよく分かりませんでした。
    でも雰囲気だけでも面白い。官僚相手の舌戦は見物です。
    後半はなんとなく作者の魂の叫びのような気がしました。

  • ジェネラル・ルージュの凱旋に続く田口・白鳥コンビシリーズ。
    個人的には後半の討論会の描写は疾走感があり面白い。行政と医療。何処までが本当かわかりませんが、物事を考える一因にはなると思う。

  • 医療事故調査委員会など厚生労働省での会議シーンばかりで物語としては退屈。
     
    彦根&桧山登場。
    彦根の意見が絶対正しいかはわからない。
    ただ、エーアイを活用できる社会が実現し、医療がいい方向に向けばいいと思う。

  • バチスタシリーズのひとつではあるが、ここまでAIを引っ張らなくても良いのでは? と感じた。
    AIを推進するための小説 という印象が残ってしまう。
    面白いことは面白いのだが・・・。

  • ジェネラルルージュほどではないけれど楽しんで読みました。今回は対立と戦略的な論破が面白かった。白鳥と八神課長、彦根と西郷etc.

  • バチスタ・シリーズ第四段。
    今回は事件性はゼロ。
    厚労省の懇談会メンバーに選ばれた田口センセが、白鳥技官とスカラムーシュ・彦根新吾に操られ、エーアイ推進に挑む。
    今回も過激エーアイ推進者である彦根が対立する厚労省官僚や法医学者をめためたに玉砕する。
    権力に向かう姿は痛快だけど、なんだかなぁ…。
    やっぱりミステリでないとダメなのでは???

  • 熱い。

    ミステリー要素一切無し。著者の医療行政、立法に対する不満をぶちまけた作品と解釈。
    前作までとは舞台を変えて、厚生労働省内の会議がメインであり、登場人物の雰囲気は違うけど、ジェネラルルージュの議論部分が好きならあり。
    前半でフラストレーションためて、最後にスッキリ。
    ミステリー要素が欲しい人には、オススメ出来ない。

  • イマイチ、頭に入りませんでした。

  • 「チームバチスタ」シリーズ待望の四作目。

    今回は少し忍耐が必要だった。
    やはり門外漢の一般人には、「厚労省vs医療現場」の構図は理解するのが難しい。
    しかも、それだけでなく、司法、マスコミなども絡んでかなりの部分が会議室!

    でも、作者の真骨頂、というより、「もっとも言いたかったこと」が込められていると感じ、読み進んだ。

    今現在ニュースでトップ扱いの、「元厚生省役人殺傷事件」に通ずるものがある・・・というのも見逃せない内容だ。
    いかに「官僚」が国民不在の仕事をしているか、というのが、虚実ないまぜ(ほとんど事実?)に、うまくフェイクを入れながら書かれていると思う。

    中でも面白いエピソードがひとつ。

    現在、マスコミや役所が声高に推奨する「メタボ」対策、というのは、厚労省にとってすばらしい企画であり、秘密兵器らしい。
    というのも、本当に国民の健康増進に有効かどうか明らかになるまでに、ゆうに十年以上かかるわけで、その間に当時の役人たちは皆それぞれ天下り先で悠々自適。
    本当に厚労省の良い予算稼ぎ。
    だいたい、お腹の周り測るだけって医者じゃなくてもできるものに、
    なんと「五千億」という巨額の国費をつぎ込んでいるなんて、みなさまご存知だろうか。

    自分がメタボだからってのもあるんだが、おかしいと思いませんか?
    「メタボ」を克服しよう克服しようって、バカみたいに変な体操考えたり、市役所の職員がダイエットしたりしてるけど、本当にカラダにいいの?

    ・・・と日ごろ疑問に思っていた答えが、この本にありました(笑)

    もっともっと人気が出るべきシリーズだと思います。
    ぜひ、変える力を持った人々に、読んでもらいたいです。

全436件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

海堂 尊(かいどう たける)
1961年、千葉県生まれの作家、医師。医師としての所属は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所・放射線医学総合研究所病院勤務(2018年3月時)。
2005年に『チーム・バチスタの崩壊』で、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、作家デビュー。
同作はのちに『チーム・バチスタの栄光』と改題して出版される。映画・テレビドラマ化もされた代表作となった。

イノセント・ゲリラの祝祭のその他の作品

海堂尊の作品

ツイートする