ジェネラル・ルージュの凱旋(下) (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 5852
レビュー : 447
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796667692

感想・レビュー・書評

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  • R1.7.1 読了。

    救命救急医には、頭が上がらない思いがする。自分の寝食を二の次にして頑張ってくれてるから。速水部長のような医師は、貴重だと思った。
    白鳥調査官の活躍が少なくて、残念だった。続編に期待したい。

  • 前作読んでから随分と間が空いて設定を忘れ掛けてたところも多々あったが(初っ端に搬送される患者とか)エンターテイメント小説として面白かった。色々細かく恋愛模様まで回収されてる。マンガチックな登場人物(特に医師)はキャラの書き分けとして有用。

  • 内容紹介
    高階病院長の特命で、速水部長の収賄疑惑を調べ始めた田口だったが、倫理問題審査委員会による介入や、新人看護師と厚生労働省のロジカル・モンスターの登場でさらに複雑な事態に巻き込まれていく。悲願のドクター・ヘリ導入を目前に、速水は病院を追われてしまうのか。切り捨てられゆく不良債権部門・救急医療を守る男の闘いと、医療の理想と現実をダイナミックに描き出した傑作エンターテインメント。

  • *上下巻ともに同じ感想を記述。

    *****

    アイツはワガママで傲慢で人を人とも思わず医療のために突っ走る暴走機関車です。

    *****

    ある日、不定愁訴外来担当兼リスクマネジメント委員会委員長である田口のもとに、一通の告発文書が匿名で届いた。
    『救急救命センター速水部長は、医療代理店メディカル・アソシエイツと癒着している。VM社の心臓カテーテルの使用頻度を調べてみろ。ICUの花房師長は共犯だ』
    速水部長-通称、“将軍(ジェネラル)”。
    高階病院長の命により、田口は調査を始めるが…。
    田口・白鳥シリーズ第3弾。

    *****

    まず、この本は田口&白鳥シリーズ第2弾『ナイチンゲールの沈黙』と同じ時間を流れている物語でもあるので、できれば順番通り、『ナイチンゲール~』を読んだ後の方がすっと呑み込める部分もあるかと。
    姫宮に関して言うと、『螺鈿迷宮』を読んでいる方が楽しめる気もしますが、どちらでも大丈夫かな。
    私は一応、刊行順(文庫化)に読んでいるので、順番通りをオススメはしておく。

  • 高揚感があって一気に読めました。ナイチンゲールの裏進行でこんな物語も成立させているとは…。意外な巧さも感じさせられましたね

  • 2010年に放送されたドラマが大好きで、原作も読んでみたかった。

    海堂尊作品は「ナイチンゲールの沈黙」に続いて2作目。

  • 下巻。冴子が地下MRI室で歌うシーンまで読んで、この物語が前作「ナイチンゲールの沈黙」と同時期に進行している物語なのだと気づいた(遅い)
    このシリーズは、ディスカッションのシーンが、手術シーンと双璧を成す盛り上がりどころだと思う。現実でもよくあるような、遠回りでイライラする会議を、速水白鳥両氏がバッサリぶった切っていくところが痛快でした。今回白鳥が大人しかったのがちょっと残念だったけど。
    コンビナート炎上で急患が運び込まれてくる前の静けさと、その後の怒涛の展開、静と動の対比に鳥肌が立った。ちょっと芝居がかりすぎているようなところも、速水先生だと素直にかっこいい。美和ちゃんは最後に大勝利、よかったね!
    前作のナイチンゲールは、あまり好みじゃなかったけど、こちらは面白かった。同時進行にした意味はあんまり分からなかったけど。

  • 前作がいまいちスッキリしない感じだったので、対になっているというこちらの方が楽しめた。とは言っても、医療ドラマというより医療の現状についての問題にスポットが当たっていて、ドラマ版を見ていた自分としては、思っていた雰囲気と違うな、と。まぁドラマ版は連ドラでしかできない内容で、あれはあれで面白かったから良いのかな。
    小難しい手続きのことはよく知らないから、速水先生への対応が現実的なのかどうかは分からないけど、ドラマとしては最終的にスッキリ収まっていて良かったと思う。医療ものにしてはやや地味とも言える委員会や水面下でのやり取りも、新鮮で面白かった。

  • 速水とコミティのやりとりがテンポ良く、殺人とかはないけどグイグイ読めた。救命救急に感謝。

  • 面白かったです^^ 流石はロジカル・モンスター(笑) 撃破ですね。
    これ、TVドラマもハラハラドキドキワクワクして観ていたのですが、原作は原作で姫宮もいい味だしているし、楽しいです。TVドラマも原作も満足という数少ない作品の一つです(勿論、私的にということですが ^^;)
    病院経営のシビアさと人名救助の理想と、とても考えさせられました。

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著者プロフィール

海堂 尊(かいどう たける)
1961年、千葉県生まれの作家、医師。医師としての所属は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所・放射線医学総合研究所病院勤務(2018年3月時)。
2005年に『チーム・バチスタの崩壊』で、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、作家デビュー。
同作はのちに『チーム・バチスタの栄光』と改題して出版される。映画・テレビドラマ化もされた代表作となった。

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