花々

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 469
レビュー : 92
  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796670005

感想・レビュー・書評

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  • 原田マハさんの話は本当にいいな~
    とっても心に沁みてジーンとなる。

    この本は「カフーを待ちわびて」のスピンオフ本的な感じだった。
    まだ「カフー~」を読んでいなかったので、すぐ読まなきゃ。
    でもこの本だけでも充分まとまってるし、とっても素敵。

    そういえばうちの近所にハンカチの花があるって聞いたんだった。
    来年見に行ってみなきゃ。

  • カフーを待ちわびての続編だということで、以前から読みたかったのですが、ようやく手に取る機会に恵まれました。お花のまたまたステキは表紙。心が逸ります。

    カフーでの登場人物との再会がとても嬉しく、本の題名のとおり、島の珍しいお花にまつわるストーリーでした。島人(しまんちゅー)の独特なイントネーションと寛容な気質を思い出しながら、心惹かれました。島のお見合いイベントでたった一度だけ会った島人が亡くなり、大切にしていたお花畑のある土地を都会の女性に譲るという遺言。素朴で不器用な人の純粋な気持ちにノックアウトされました。

    南の孤島への女一人旅がメチャクチャしたくなる一冊。

  • 「カフーを待ちわびて」のスピンオフ小説。
    ときどきぐっとくる部分もあって、とても心に残りました。
    (やはり女性の視点で書かれているからかもしれません。)

    生きているとつらいこともあるし、諦めたり手放したりしなければならないこともあるけれど、どんな場所であれ、自分らしくしなやかに花を咲かせられる女性になりたいなぁ、と心から思いました。

    そして、怖がっていたら何も始まらないし、変わらない。待っているだけでは何も起こらない。
    自分から動いていくことで何かが動き、幸せを呼び込むことができる、というマハさんのメッセージを、しっかり受け止めました。

    ちなみに、結局明青と幸がどうなったのか、ということもちょこっと書かれています。
    「カフー」が届きます★

  • 結局2人はどうなったの?ハッピーエンドで良いんやんね?と確認したかった「カフーを待ちわびて」。この続編ですっきりしました。

    と言っても、あの2人は今回メインじゃないけれど。

    鳳仙花、ねむの花、デイゴの花、さがり花、コンロンカ(ハンカチの花)…出会いがあれば別れがあり、だけど人と人の縁っていいよね、と思える一冊。

    原田マハさんは絶対に犬派なんだろうなー。

  • とっても優しい一冊。
    だいぶ前に著作『カフーを待ちわびて』を読んでいたので、
    明青と幸のその後も知ることができます。

    心を許せずに旅人になった純子。
    ひとりと一匹になった成子。

    南の島で、
    美しく優しい花と
    ひとりぼっちと
    そこでしか感じれない空気と
    不器用な人たち。

    沖縄に行きたいなーと思うけど、
    想像の中では
    遠くの島々は私にとって
    独特の風が吹いていて
    そこは異国。

    なので
    そんな異国で花ひらく
    美しい花たちは。
    魔法のようです。


    不器用で
    傷つけて傷ついて
    それでも
    目の前を、ほんの少し前髪をさらうような風が吹く。

    「こもる」時間って
    大切なのかもしれない。

    装丁も綺麗で
    ぽろぽろっと泣ける一冊。
    あーひとりなんだあと思って、
    でもひとりじゃないんだって、あったかい毛布に包まれる感じ。

    なんて言えばいいのかなあ。
    再生なんて言葉ぢゃなくて。

    あったかい風が頬を打つような一冊。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「あったかい風が頬を打つような」
      文庫になったので買ったのですが、、、装丁は単行本の方が良かったなぁ~と思って眠らせてしまってました。
      寒い...
      「あったかい風が頬を打つような」
      文庫になったので買ったのですが、、、装丁は単行本の方が良かったなぁ~と思って眠らせてしまってました。
      寒い日が続くので、暖かさを求めて読み始めるつもりです。
      カフーは出て来ないんですよね?
      2012/12/25
  • 『カフーを待ちわびて』のサイドストーリー。1編ごとに「鳳仙花」「デイゴの花」など、花の題名がついている。静かに流れる時、美しい風景をバックに話が進んでいき、哀しくも温まる素敵な物語。沖縄の余韻に浸っていたくなる1冊です。

  • 『カフーを待ちわびて』を先に読んでおいてよかった。
    スッキリ終わる、原田マハさんの作品が大好き。
    最後にカフーの2人の現在もわかって良かった。

  • 2019.7.26

  • カフーの成子さんも登場して前作に幅を持たせた感じですね。

  • 何も知らずに借りたら先日読んだ「カフー・・・」の続編だった。

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著者プロフィール

原田マハ(はらだ まは)
1962年東京都生まれ。小6から高校卒業まで岡山で育つ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部美術史学専修卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事株式会社、森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館での勤務を経て、2002年よりフリーのキュレーターとなる。2005年小説化デビュー作の『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞。2012年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞、『キネマの神様』で第8回酒飲み書店員大賞をそれぞれ受賞。2013年には『ジヴェルニーの食卓』で第149回直木賞候補、2016年『暗幕のゲルニカ』で第155回直木賞候補となる。2017年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞受賞。2019年『美しき愚かものたちのタブロー』で第161回直木賞候補に。

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