705号室 ホテル奇談

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 156
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796671682

作品紹介・あらすじ

宿泊料1泊7000円、都内にあるリバーサイドホテル。何の変哲もないそのビジネスホテルには、使用禁止の部屋-廊下一番奥の「705号室」が存在していた。その部屋はなぜ使用禁止になっているのか?その部屋でいったい何があったのか?ホテルの従業員でも、知る者は誰もいない。新しく支配人に就任した本城はホテルの売り上げを上げるため、「705号室」を改装し十数年ぶりに予約を取ることを決めた。やがて、大きな代償を払うことになることを知らずに。「705号室」にかかわったがために、宿泊者、デリヘル嬢、支配人、客室係、フロント係たちの人生が、災いに蝕まれていく…。

感想・レビュー・書評

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  • 色々な人の視点から話が進み面白かったのですが、結局何だったんだろう....と少しスッキリしない終わり方でした。

  • ただの殺人なのか、それとも怪異を使った流れの殺人にしたいのか何度か読んでもよくわからなかった。
    すっごい捉えづらい本だと思う。

  • ちょっと、残念な感じ。話がはいってこない。

  • 978-4-7966-7168-2 340p 2009・6・24 1刷

  • ビジネスホテルが舞台のホラー作品。
    少し怖い体験をした宿泊客、ホテルで長年働いている客室係、派遣されてきたデリヘル嬢など
    語り手を変えながら物語はゆっくりと、まどろっこしい位ゆっくりと進んで行きます。
    初読み作家さんだったせいか、少し読み難く感じました。早く結末が知りたくて焦れもしました。
    終わりも近付いた頃、諸々つながってようやく興が乗ってきて、結果的にラストは楽しめたかな。

  • 読了日2010/10
    夏なんで(もう終わりかけだけど・・)、怖い本を読みたくて♪
    すごく独特な文体です。
    一つの文章がびっくりするくらい長い!終わりそうで終わらない・・・
    でも、読みにくいということはなく、面白かった。

    この作者のデビュー作『毒殺魔の教室』は第7回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作なんで、こっちも読んでみたい♪

  • 2016/1/11

  • うまくまとまっているんだけど、イマイチ。余計なことを加えると白けると言う典型。最後で余計なことを。

  • 「毒殺魔の教室」が中々面白かったので、他のもと思って読んだのだがこれはミステリーではなくホラー作品。内容は中々面白いのだがジャンル的にこの手の小説はいまいち好きじゃない。ラストも全て解決したようで・・・じつは終わらない・・・という感じで読後感もすっきりしない。やっぱり基本的に小説はハッピーエンドの話が好きなんです。

  • ホラーなのかミステリーなのか……。

    前半はなかなかストーリーが進まず退屈な面も否めないが、中盤からどんどんテンションがアップ。ページを捲る手が止まらなくなること必須だ!さすが、ホテルマンが書いた小説だと思った。

    それにしても、この文体はわざと?!読みにくくて敵わん……。

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著者プロフィール

1962年、千葉県生まれ。第7回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞、『毒殺魔の教室』にて2009年デビュー。

「2020年 『甲の薬は乙の毒 薬剤師・毒島花織の名推理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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