- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796673174
感想・レビュー・書評
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子供のよいところ幾つ言えるか?具体的な行動を褒め、「うちの子は伸びる」と思いつづけることが大事。「ピグマリオン効果」で期待された子は伸びる!
子供の方を向く、子供が勉強している時10分でもそばにいて「見ていてあげる」ことが大事。
「見るから好きになる」時間がないとは言わず、話を聞いてあげられなくてもそばにいてみていてあげることが大事なんだな。
しつけで言ってもできないからとあきらめず「できないからやりつづける」も大事。 -
男の子の脳の話
「問題点を外在化する」のはいいアイデアだと思った。とりあえず妖怪の仕業ということにしている。
漢字の書き取りにあまり興味を示さないのも特性らしい。 -
もう少し早く読みたかったかも。
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【子育て・教育】男の子の脳を伸ばすのは、どんな親?/篠原菊紀/20160427(53/479)<187/39786>
◆きっかけ
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◆感想
・男女の脳の違いを把握した上での子育ては、それがすべてではないが有効。
・結局、男の子の問題(話をいかない、片付けない等々)の根本的解決はないが、脳のせいにするという整理はいいかも。
・やる気を起こさせるカギ:①好きというレッテルを貼るように工夫する、②カスタマー的人からのアドバイス、③外的報酬(褒美)よりも内発的条件付け(話し合いで決める、男の約束)+前頭葉を鍛える(運動、コミュニケーション(言語、非言語)、学校の勉強等)
◆引用
・困ったことは男の子の脳のせいにしてみる。=問題の外在化。人格と問題を切り離せ、展望が開けるかも。
・男の子:使わない脳部位の活動を落とす。⇔女の子:左右の脳をバランスよく使う
・男の子:システム志向的(物事を組織化したり体系化したりする傾向)⇔女の子:共感志向的(相手の気持ちを理解し、自分のことのように感じる傾向)
・運動会の行進:皆とリズムに同調出来ている=コミュニケーションの基礎が出来ている。
・言語・計算課題をやらすと、、、男の子:体系・空間認識系の部位が活発⇔女の子:前頭野が活発。=>男の子の脳が育つのは身体を動かすことと密接に関係。=>よく学びよく遊べ。
・前頭葉:8歳~10歳で一応の完成。やる気と人の気持ちが分かる、ことにかかわる部位。伸ばし方:運動、コミュニケーション、学校の勉強等
・やりたいことを我慢する力が大切。NO、NOGO課題で脳が鍛えられる
・コミュニケーションで脳が育つ。(脳の多重使用課題。前頭葉腹内側部に関わる共感力と背外側部にか関わるワーキングメモリーの力で成り立っている。)より重要なのが非言語コミュニケーション。
・男の子の母親への愛着:母親と8歳以降であれば切りな離しても特に大きな問題とならない。それまでは甘えさせる
・母親との愛着関係がしっかりできた子供は、心の中で安全基地ができあがる。20歳前の頃の不安定感が少なくなり、自分に対して自信が持てるようになる。
・やる気:好き嫌いに左右される+脳を鎮静化させる(セロトニン放出)=>決められた場所で勉強する。勉強する前に机をふく等々+外的報酬(褒美)よりも内発的条件付け(話し合いで決める、男の約束)
・Fは過集中傾向=>深呼吸させる+時間で区切る(15分が目安)+手順マップを作成。
例)することー学校関係―宿題
―国語
-算数
-明日の支度
-家の手伝い
-・・・
-・・・
・綺麗な字:脳がちゃんと育っている証拠
・子供は親以外の人の言うことを、素直に聞く。子供はビジター(通りすがり)、コンプレイナント(親)、カスタマー(他関係者)を見きっている。
・子供が望ましいことをしたら最初はガンガン褒める。ころ合いを見て手を抜き、都度褒める、褒めないを決める。待つ心に関わるセロトニンが育つ
・伸びると信じれば子供は伸びる
・頭の中でリハーサルさせる。例)勉強:椅子にすわって、鉛筆をとって、という手順含めて。
・何か刺激を与えると上手く行くこともある。 -
2011.3.25 初読 市立図書館
「うまくいってるなら変えるな、うまくいってないなら、いつもと違う何かをせよ」
けっこう面白かった。
男子と女子の脳による行動の違い・・・なるほど、あるあるってことが多かった。