パンデミック・アイ 呪眼連鎖 (上) (宝島社文庫 C か 2-1)
- 宝島社 (2009年11月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796673853
感想・レビュー・書評
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明治時代、北海道の北見道路建設で多くの囚人の命が奪われた。その呪いなのか?平成20年に北見刑務所で異変が起こる。関わった人物の右眼に不思議な黒い影が浮かび上がるようになる。前編終了。後編期待。
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受刑者の自殺が相次いだ北海道・北見刑務所。遺族の依頼を受けた弁護士の伊崎は、刑務官・蓮池と自殺の起きた四番保護房を視察する。だが、突然サーベルを持った男が現れ、振り落とされる奇妙な幻覚を見た伊崎の右眼には、不思議な影が浮かび上がるようになっていた--。第6回『このミス』大賞優秀賞受賞作、『呪眼連鎖』が、タイトルを『パンデミック・アイ 呪眼連鎖』に改め、待望の文庫化!
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ミステリというよりはホラー?
下巻が楽しみ。 -
意外と…この後どんな展開が待ち受けるのかも楽しみ。ラノベ臭漂うタイトルの割には、アイヌと網走刑務所という、なかなか重いところに足を突っ込んでいる。歴史的な事実が浮かないほどには文体が固く出来ているので、タイトルほどには、軽い印象はうけない。時系列のとばし方も最近の読書では見かけなかったので、とてもいい息抜き。下巻に期待。呪いを、どう落としていくのか。そんなにパターンがあるわけではないと思うが…どうくるのか。
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面白い。平成と明治のふたつの時代の話がどちらも興味深く下巻が楽しみ。
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ホラーは【小説<映像】だと思うのですが、これは
何が怖いって舌噛みそうなタイトルですよね。
タカハシックアイ16連射!年バレおもそろかったです。 -
■大阪出張中に読了。これも『このミス』シリーズ。
■ストーリ展開が読めぬまま作品の中にポンと放り込まれてしまい「ど、どっち?」って右往左往する感じ。それが読み進めるうちに途中からすっと1本道に収斂して脇目も振らずに一気に突き進むように読まされてしまう。なんせ出張中なのに5分、10分って時間を作ってでも読み切ってしまうぐらいだからね。(笑)
下巻に続く。 -
悲しい時代があったものです。
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本気で怖い。夢に出てきそう。
そういえば、こんなに多くの登場人物が出てくる割にこんがらがらないなぁ。