禁断のパンダ 上 (宝島社文庫 C た 4-1)

著者 :
  • 宝島社
3.14
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本棚登録 : 616
レビュー : 93
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796673907

感想・レビュー・書評

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  • 今回も積読していた中から、こちらの一冊を。『このミステリーがすごい!』大賞、大賞受賞作。
    神戸を舞台に美食とミステリーの融合。ただ、上・下巻で上巻はまだ序章でしかない。描かれている食べ物が非常に美味しそうだった。作者の拓未司さんは料理人だったそうで、料理の描写がリアルに伝わってきた。
    下巻がどうなるか楽しみ。

  • 第6回このミステリーがすごい!大賞受賞作。
    調理師免許を持ち、フランス料理店で働いた経験もある著者。
    料理の説明が詳しく、実感がこもっていて、実に美味しそう。

    柴山幸太は、神戸で<ビストロ・コウタ>のオーナー・シェフをやっている新進気鋭の料理人。
    小さいがすべてを一人で扱い、本格的な味の新作を次々に出す店だ。

    妻の綾香の友人・美佐の結婚披露宴に夫婦で出席し、中島という老人と知り合う。
    新郎の木下貴史の祖父で、人間離れした味覚を持つ料理評論家。教会に併設されているレストランも経営していた。
    幸太は中島にセンスをほめられ、後に中島はビストロを訪れる。

    神戸ポートタワーで、一人の男性の刺殺体が発見された。
    木下貴史の家族が営む会社の社員だったのだが‥
    しだいに事件に巻き込まれていく幸太。
    事件の行方は?

    わかりやすく、なかなか面白かったです。

  • 料理人と料理に関する表現と知識がとにかくすごい。小説に出てくる料理でここまで丁寧に映像が浮かぶ物語は珍しい。作者は元料理人のようで、知識もさることながら、料理自体への興味関心の高さがうかがえる。主人公は、繁盛しているビストロの若手シェフで、周辺で起こったある事件に少しずつ関わっていくことになる。上巻はとても緩やかな作品だ。

  • 表紙の可愛さと、第6回『このミス』大賞受賞作とのことで手に取ってみました。初読み作家さんです。
    舞台は神戸。
    美しい港街で起こる殺人事件を、フレンチシェフである主人公の幸太と、少し雑な捜査態度の刑事青山の視点で描かれるようです。
    まだ上巻なので事件の真相には迫っていませんが、ミステリー部分よりもフランス料理の美味しそうな描写の方に惹かれております。
    題名の『パンダ』の説明はほんの少しだけ。これが伏線になるのでしょうか。
    後半が楽しみです。

  • 神の味覚という神学は、味の哲学。

  • 感想は下巻にて。

  • 上下巻読み通しての感想
    最後に描かれるエピソード。
    そのためだけにこの物語が書かれたように感じてしまった。
    デビュー作ということを考えれば、思い浮かんだラストシーンに向けてだけ物語が展開していくのは仕方ないかもしれない。
    「ビストロ・コウタ」シリーズの第2弾、「蜂蜜のデザート」はこの物語に比べるとずいぶんと読みやすかった。
    食へのこだわりや家族への愛など、人物描写も丁寧になっていたように思う。
    結末ありきのような物語だったけれど、この結末はどうにも苦手だ。
    言いたいことはわかる。衝撃的なラストにしたかった意図もわかる。
    けれど、あざとさばかりが目立ってしまううえに後味が悪い。
    もちろん好みの問題なのだろうけれど。
    「蜂蜜のデザート」が好きな物語だったので余計に残念だった。

  • 配置場所:摂枚文庫本
    請求記号:913.6||T||*
    資料ID:95090325

  • 16.4,27
    タイトルのパンダがホントにパンダだった。
    味覚の話で出てきたパンダ。
    どうなるんだろうか?
    しかし美味しそう!!
    フォアグラ食べたい!!

    再読
    久し振り過ぎて忘れていたが、やはり美味しそうから始まった。

  • 神戸の若きオーナーシェフ・柴山幸太は妻の友人の披露宴で、最高峰のレストランとされる「キュイジーヌ・ド・デュウ」の料理を味わうこととなる。式が終わってからも姿を見せない新郎の父親のことは気がかりだったが、料理は段違い、そしてテーブルが同じだったことで一世を風靡した凄腕の料理評論家・中島と知り合うこととなる。
    その後、レストランのそばで水死体が発見され…

    ミステリ部分よりも料理うんちくパートのほうが頭に残る前半戦。

    客に特別扱いはしない、と言いながら幸太さんは後に奥さんになる綾香さんの初来店のときといい中島さんの来店のときといい、なんだかんだ臨機応変な対応をしているような気がする。

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