禁断のパンダ 上 (宝島社文庫 C た 4-1)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 768
感想 : 100
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796673907

感想・レビュー・書評

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  • 今回も積読していた中から、こちらの一冊を。『このミステリーがすごい!』大賞、大賞受賞作。
    神戸を舞台に美食とミステリーの融合。ただ、上・下巻で上巻はまだ序章でしかない。描かれている食べ物が非常に美味しそうだった。作者の拓未司さんは料理人だったそうで、料理の描写がリアルに伝わってきた。
    下巻がどうなるか楽しみ。

  • 第6回このミステリーがすごい!大賞受賞作。
    調理師免許を持ち、フランス料理店で働いた経験もある著者。
    料理の説明が詳しく、実感がこもっていて、実に美味しそう。

    柴山幸太は、神戸で<ビストロ・コウタ>のオーナー・シェフをやっている新進気鋭の料理人。
    小さいがすべてを一人で扱い、本格的な味の新作を次々に出す店だ。

    妻の綾香の友人・美佐の結婚披露宴に夫婦で出席し、中島という老人と知り合う。
    新郎の木下貴史の祖父で、人間離れした味覚を持つ料理評論家。教会に併設されているレストランも経営していた。
    幸太は中島にセンスをほめられ、後に中島はビストロを訪れる。

    神戸ポートタワーで、一人の男性の刺殺体が発見された。
    木下貴史の家族が営む会社の社員だったのだが‥
    しだいに事件に巻き込まれていく幸太。
    事件の行方は?

    わかりやすく、なかなか面白かったです。

  • 料理人と料理に関する表現と知識がとにかくすごい。小説に出てくる料理でここまで丁寧に映像が浮かぶ物語は珍しい。作者は元料理人のようで、知識もさることながら、料理自体への興味関心の高さがうかがえる。主人公は、繁盛しているビストロの若手シェフで、周辺で起こったある事件に少しずつ関わっていくことになる。上巻はとても緩やかな作品だ。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/787215

  • グロイのが好きなのでとても良かった。

  • ビストロ・コウタに行ってみたい。
    美味しいフレンチが食べたくなります。
    ※下巻の感想は下巻に書きます。

  • ひたすらお腹が空いてしまう描写ばかりだが、後半から早く下巻を!!と引き込まれた。
    続きの感想は下巻で。

  • 料理人の務めは、飽くなき探究心を持って常に嬉しい驚きを提供すること

  • コロナで職場の会食が無くなり、久しく上品な食事にありついてないなぁ…と思いました。地元神戸の風景が目に浮かんでくるのも楽しいです。

    パンダの罪…一体何なんでしょう。続きが気になります。

  • 10年ぶり再読だが、初めて読んだかのように楽しめる。下巻も楽しみ。

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