京都人だけが知っている (宝島SUGOI文庫 D い 1-1)

著者 :
  • 宝島社
3.69
  • (1)
  • (8)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 66
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796674881

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 仕事の参考資料として夫が読んでいたので、私も読んでみました。
    生粋の京都人が、京都を語り尽くした本です。。

    かなり多くの日本人は京都に出向いたことがあるかと思いますが(修学旅行があるしね)、著者が言うような京都を知っている人は少ないし、本当の意味で理解できる「よそさん」はいないでしょうねえ、という気持ちになりました。
    平清盛の時代から京都は常に権力者に侵略され、憧れられ、畏れられてきた歴史を何代も何十代も語り継ぎながら生きてきたんです。
    そりゃあもう、そこに住む人自体が文化そのものでしょう。

    先の戦争、と言ってイメージするのは応仁の乱、とか半分ネタでしょうけれど、それくらい歴史が古く老舗が多い街で暮らす人々は独特の世界観を持って当たり前。
    と言いながらも、その傾向についての理由も教えてくれていてとても興味深かったです。
    私は特に歴史に興味があるので、神社仏閣に御利益を期待しない理由、他地域と比べ怨霊を祀る神社が多い理由なんかが面白かったな。

    とにかく、京都の印象が人によって違うという、非常に重層的なところが京都の最大の魅力なんだろうなあーと感じた一冊です。。

  •  
    ── 入江 敦彦《京都人だけが知っている 20091106 宝島SUGOI文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4796674888
     
     Irie, Atsuhiko 作家 1961‥‥ 京都 /1994 渡英、ロンドン在住。
    ── 《イケズの構造 新潮文庫》
     
     空気を読む?
     
    …… 姿が見えなくなるまで見送ってくれる。見送られる側も、角を曲
    がる際に最後の挨拶をする。空気が読めない者は京都で生き残れない。
    http://a.msn.com/01/ja-jp/AAul7Tq?ocid=st
     
    http://q.hatena.ne.jp/1508414858(20171118 21:07:38)
     
    http://q.hatena.ne.jp/1193632896(20071029 13:41:38)
     
    (20171106)
     

  • 京都旅行のお供に。京都文化はよそさん対策として発達した。京都人はケチ。京都人の洋服のセンスはダサい。京都人は中庸を好む。京都人の一番の特徴は明るい諦めである。京都人のダジャレは会話のリズムである。

  • 私も京都生まれの京都育ちで、京都についてはそこそこ知っているつもりでいましたが、これはなかなか奥が深い。著者の拘り、薀蓄がなかなか楽しい。京都人同士の集まりで、「そうそう」「うん、わかるわかる」などとワイワイ酒でも飲むのにはうってつけの本。自分でも、「なんで『キレイキレイ』とか、『チャウチャウ』(違う違う)とか、2回あるいはそれ以上重ねてしまうのか」、よくわからなかったが、この本を読んでよくわかった気がする。とは言いながら、「よそさん」には「それがどうしたの?」で終わってしまう世界かもしれない。

  • 面白い~、神社巡りしたくなりました。

  •  痛快・爽快!

     京都人が本当の京都を包み隠さず書いている。ある意味自虐的な,いやいや本当に京都が好きだからこそ正直に語っています。

     本書をデータベース化すると,どんな旅行雑誌よりも充実した本物の京都を巡る旅が出来るのではないかと思うほど,色んな情報が詰まっています。

     京都に行く際には,是非とも一読して行くといいのではないでしょうか。

     著者も言っていますが,「京都人が本当の京都を書かない理由」それは「京都人に嫌われるから」だそうです。
    なるほどね(^^)・・・納得の一冊でした。

  • 購入者:坂野(2009.11.10)
    生まれも育ちも京都ですが知らずにすごしていることも多いのが感じられました。古くから伝わることや、京都以外の土地の人から京都の人って?内容もへぇ~て思うことが多かったです。

全8件中 1 - 8件を表示

入江敦彦の作品

ツイートする
×