社長をだせ! 最後の戦い vs伝説のクレーマー

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796675710

作品紹介・あらすじ

日本を代表する家電、カメラなど超一流企業の社長を自宅に呼びつけた日本一のクレーマー。企業の在り方とは、クレームとは、そして正しい対応・処理とは。いま明かされる真実のドラマ。

感想・レビュー・書評

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  • 中々の筋の通ったクレームですね。それであるがゆえに、サラリーマンが対応するのは厄介だろうな。
    ここまでのクレームは自分なら対応しきれないかな。
    どうしてもクレームがあると、その場の取り繕いで対応してしまいがちだが、それは新たなクレームを呼び込むんですよね。
    いくつもクレーム対応しているけど、確かに、世直し型は厄介であり、ありがたいものでもあります。
    後は相性ですね。
    気を付けていきましょう。

  • クレームに対してその場限りの対応をしていてもクレームは終わらない。クレームが出てしまう根本的な原因を使う側の立場で徹底的に探って解決しなければ、根本的な解決にはならない。クレーマーとの激しいやり取りを通じて、消費者側が強くなていくことで、企業側も同じように強くなっていく事を資本主義では要求している。クレームがあったら、そのクレーム自身の問題の裏にある真の問題が何なのか考えて、明らかにしなさいということを激しいやりとりの中から感じることが出来た。

  • 先に読んだ、「またか!」よりは、まだいいか。
    クレーム処理の話というより、一人の伝説クレーマーの話を通じて、「経営とは。」的なお話。目先は違うけど、内容はその他のそういう本と大差ない。もっと「実録!!」的なのを想像してたんですけど。

  • 悪質なクレーマーとの戦いの物語かと思ったが、どうやら良質(だがしつこい)のクレーマーとの関わりが描かれていた。
    読み物としては気軽だが、「へー」という以上の感想はない。

  • 以前に読んだクレーマーの本は、耳を疑うようなクレームだったけど、この本で紹介されているクレーマーのクレーム内容は筋が通っている。だからクレームを受ける側も無下にはできない。そのクレームにきちんと対応できれば企業は強くなると思う。でも、実際に自分がクレーム担当者になったら、冷静に対処できないだろうなあ。

  • 2010.4.23読了。
    第一印象は面倒くさい人だなあと。
    ただ、結果として、消費者の権利を守ることのできる今の日本の情況を作るのに貢献したと思う。
    かかわった皆さんは大変だったと思う、得るものもあったとはいえ。

  • 2010.02.28 朝日聞で紹介されました。

  • 100228朝日新聞書評
    理不尽がなぜまかり通る?

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