樹海に消えたルポライター 霊眼 (上) (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 4-1)

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  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796676199

感想・レビュー・書評

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  • 君…君は絶対親友と思い込んでる女に
    嫌われてると思うんだが…
    ていうか、その女しか友達いない時点で、
    自分が一番嫌われ者だと気づきたまえ…
    旦那死んだ直後、嫌なこと続き、
    妊娠発覚、のわりに鈍感で軽いフットワーク…
    君は凄い鈍さと思い込みで、
    ある意味一番幸せタイプだよ…
    下巻ではぜひそこに気づいて欲しいよ…
    馬鹿馬鹿しいよ…

  • プロローグの恐ろしい展開に一気に物語に引き込まれた。第三の眼とは、一連の事件は全てつながっているのか、カルトなのか、真相がなかなか見えて来ない。これでもかというくらい怪しいヒントが詰め込まれているのだが。なかなか面白い。

  • 主人公の思い込みの強い憶測が
    強引過ぎる気もしますが
    どんな展開になるのか下巻に期待します。

  • このミス第7回大賞優秀賞作品ということで購入してみました。タイトルの霊眼を見落としていたので、ミステリーの中でもホラーが混じっていることを読み始めて気づきました。最初のつかみが気味が悪いにもかかわらず、ついひきこまれて読んでしまいました。

    この後の感想は下巻で

  • 冒頭のホラーさながらの記述に,最初はノワール小説かと思ったけど,途中からSFが入り,心理サスペンスの様相を呈し・・・なんとも盛りだくさんな感じ。
    解説者はクロスジャンルと言うけど,確かにこれだけの要素を組み込んで一本筋のあるストーリーに仕立てあげるのはすごい。
    だけど気持ち的には消化不良。個々の要素はとても面白いのに,盛り上がる前に別の要素で中和されてしまう感じ。
    もう少し絞ってくれたほうが面白かったと個人的には思う。

  • 第七回「このミス大賞」優秀賞作品。

    マンガで読むと壮大な設定だったとしても、文章で読むと意外とチャチく感じちゃったりするもんだよね。
    なんか、そんな感じの小説でした。
    ただ、今までの小説ではあまり使われなかったような、
    いい意味でのマンガっぽい感じも見られて、面白いなあって感じた部分もありんす。
    中村さんは昔、漫画家を志していたようですが、多分それは関係ない。

    そして、結局「樹海に消えたルポライター」ってタイトルの意味がわからなかった。


    【目次】
    『樹海に消えたルポライター 霊眼(上)』
     樹海に消えたルポライター 霊眼
    『樹海に消えたルポライター 霊眼(下)』
     樹海に消えたルポライター 霊眼
     解説 香山二三郎

  • 漫画家を目指したプロフィールとかって必要なんだろうか…あと前にもこんな改題されたこのミスありましたがどれもやめた方がいい気がしてます。なんかそもそも中身と合ってないし。話はなんていうかスピリチュアルに交わればスピリチュアル的な…落ちは大分前から読める流れなのに関係ないもの色々ばらまきすぎてラストが全然わからないのは私に第三の目がないからですねきっと…。うんなんかやっぱそっち系はよくわかんない…。

  • ストーリーとしては、先がどうなるんだろうという気になる感はするのですが、なんだか怪しい方向に話が行ってしまい収拾がつかなくなっちゃうのではという気もしてしまいます。
    ヒロインも他人の感情に鈍すぎたり、悪い意味で世間知らずなお嬢様で、読んでいてちょっといらっときてしまいました。

    下巻に期待します。

  • 冒頭から予期せぬ展開・・・。
    第7回『このミス』大賞優秀賞受賞作が待望の文庫化。
    上、下巻で発刊。

  • 本屋での第一印象はまちがいなくタイトルが駄目すぎ・・・。

    オープニングはグロイが読ませてくれます。

    好き嫌いが分かれる中盤。

    がんばって読みましょう。下巻は結構面白いです。

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著者プロフィール

中村啓

一九七三年、東京都生まれ。第七回「このミステリーがすごい!」大賞・優秀賞を受賞し『霊眼』にてデビュー(文庫化に伴い『樹海に消えたルポライター~霊眼~』に改題)。他の著書に『奄美離島連続殺人事件』『美術鑑定士・安斎洋人「鳥獣戯画」空白の絵巻』(いずれも宝島社)などがある。

「2019年 『ZI-KILL 真夜中の殴殺魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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