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本 ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784796676427
感想・レビュー・書評
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『のはなし にぶんのいち~イヌの巻~』
『のはなし にぶんのいち~キジの巻~』
自分、どっちがどっちなのかちゃんとわかっておらず、キジの巻から読んじゃったんですね~。
でも、だいじょぶ。
どっから読んでも楽しめます。
等身大の目線で読めるのがすごくイイ。
なんだか遠回しな言い方ですが、分かりやすい例えを出せば、村上春樹の小説を等身大で読める方はなかなかいないでしょうってことです。
教養とか学歴とかとっぱらって、のべーんとした気持ちで臨める、ある意味究極の癒し系だと思いました。
凡人の自分の人生にもぴったり寄り添ってきてくれるエピソードが満載なんですね。
背伸びせず、かるーく楽しめる、その点ではかなり秀逸です。
謎の写真コレクションもおもしろ。まんまとくすぐられました!
エッセイって普段読まないのですが、なかなかいいんだな~と嬉しい発見です。
ことこの本に関しては、特別なエピソードって感じじゃないんですよね。
自分の人生を探しても、どっかに似たようなのが転がっていそうなエピソードがいっぱいあって、好感度高し。
でも、そう考えるとやっぱり書き手の手腕ってすごいなって思う。
私も自分の何気ない日常をこんな風におもしろおかしく書いてみたいよ~っ
電車の中で思わずにやけてしまう本です。
にやけが止まらなくて、焦っちゃったもん。
肩の力をほへーんと抜きたい方へ、おすすめします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エッセイはあまり読まないのだけど、いつも聞いている伊集院さんのラジオとはまた違った面白みのある本でした。
言葉を操るということに変わりがないからなのか笑えて、グッとくる言葉の構成の仕方が巧み。
なおかつ、なぜこんなに伊集院さんは記憶力が良いのだろうか。
自分がなんとなく生きてきてひっかかっていたことをひとつのエッセイに昇華するまでの話にできる技量がすごい。
自分も暮らしの中で思ったことをその時の感情も含めて覚えて話せるようになりたい。 -
読みやすくてさくっと読めた。
特に小学生〜思春期、高校生の頃の話が面白かった。 -
第一集「のはなし」のにぶんのいち前篇。文庫版だけの特典として、変な写真コレクションが載っている。あとまえがきとなかがきは書き下ろし。文庫本には文庫本の良さがあるが、基の単行本のほうが装丁を含めて好き。
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深夜の馬鹿力のPodcastで伊集院光のファンに。
読もう読もうと思いながら、時は流れ、漸く読む。
面白い。エッセイ?日記?にしては、だが。
まだ、「に」も「さん」もあるので楽しみだ。 -
コラム集であり、エッセイ。
のはなしという単行本を分冊して著者が撮影した写真をふんだんに追加した
文庫の一冊目。
30代に書かれている内容で、当時のエピソードや子供のころのエピソードなど、
ユーモラスに描かれている。
伊集院光という人物を二方向からみて、深夜の馬鹿力を好きな人は、
ハマると思います。
インテリな面で活躍してるテレビ番組やラジオ番組しか知らない人が読むと、
びっくりするような内容もあるかもしれません。 -
テレビともラジオとも違う一面が見られる。
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3冊中2冊しか持ってきていないのに気づく移動中の今日この頃。
短めのエッセイ集だが、話が面白い。
もう一冊も読み終わるのに時間はかからないだろう -
一度読み始めて、あまり面白く感じられず寝かせていた一冊。なんとなく気になって読み進めてみたら、著者の独特な目のつけどころに面白さを感じられた。タイミングによって感じ方も変わるものだ。
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伊集院光の作品





