ルームシェア・ストーリー

著者 :
  • 宝島社
3.38
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本棚登録 : 128
レビュー : 31
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796676694

感想・レビュー・書評

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  • 男性の作者ですが、内容は女性的に感じられました。
    一つ屋根の下で暮らす男女に間違いが起こらない、ある意味すごい。五年も一緒に住める
    ってことは、相性が相当良いのだろう。だからと言って必ずしも色恋には結び付かない?
    さて、どうでしょうか。こんな同居人が欲しい、むしろ嫁にしたい!働く女性みんなの
    理想ではなかろうか。料理が得意な草食男子が好みじゃないなんて贅沢すぎやしませんか。

  • 陸は理想的な男性。
    こんな男性と結婚できたら絶対に幸せなのに。
    女性心をよくわかったステキな人物像を、男性の作家さんが書けるんだなぁ~。美央には陸の素敵さにもっと早くに気が付くべき!そして幸せになってほしかった。
    やっぱりね・・の最後死んじゃうパターンは残念。。

  • お互いに恋愛感情はなく、ただのルームメイトとして同居を始めて5年が経った美央と陸は、美央の「運命の人」を見つけるため、形だけの恋人となった。自己中心的な美央が最初から最後まで好きになれなかった。それに対し、常に相手の事を考えて行動する誠実で優しい陸。陸が最後にどんな行動に出るか楽しみに読んでいたのですが…こうきたか!割とあるパターンですが、残念ながら個人的には好きではないラストでモヤモヤ。現実的にはこの2人のような関係を築くのは難しいでしょうが、もし、こんなルームシェアができたら、毎日が幸せだろうな〜

  • 賛否が分かれる小説ではあると思うけれど。

    文章は確かに新人らしい初々しさみたいなものを感じ、その分サクサク話が進んでしまう。けれど、そこがこの作品の魅力でもあると想う。

    忘れていた何かを思い出させてくれるような、甘酸っぱい関係。陸にあそこまで想われる美央が羨ましいくらい。

    そして「運命の人」について考えさせられる作品だった。
    229P、陸の手紙の最後「もし運命の人が~」の文章がグッときた。
    自分の中の「運命の人」の定義が覆った一文に涙が出た。あぁ、そっかって。

    ベタだけど気付けば涙が出るし、すごく大切にしたい作品。

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    ◼︎内容紹介◼︎
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    つき合った男すべてに浮気をされたという恋愛遍歴を持つ斉藤美央24歳。
    そんな美央は、写真を見て一目ぼれした“完璧に素敵な部屋”で、同じ年のルームメイト、月島陸と暮らしていた。
    恋愛感情はまったくなかったふたりだが、未央が運命の人を見つけるために、陸に“生贄の彼氏”になってもらったことから、少しずつ変化が訪れ始める……。
    モデル・女優の杏さんをはじめ、選考委員が絶賛!
    第5回日本ラブストーリー大賞受賞作品。
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    装丁も可愛いなぁ〜と思ったら、女優の杏さんデザインだったのでびっくり。

    どんなときでも美央の話を片手間に聞くことがない、不器用だけど優しい陸。有川浩さんの話に出て来るような見事な草食系男子です。ちょっと植物図鑑を思い出すかも。
    いつも穏やかで、男らしい胸板はなくて。でも相手に『笑顔でいてほしい』と求めるのではなく、彼自身がその人を『笑顔にする』ところはとても男らしかった。
    こんな陸に対して、恋愛対象じゃないと頑なに言い張って振り回してる美央にこの贅沢もの ‼︎と何度怒ったことか。
    ふー( º言º ) (まだ怒りおさまらず。)

    ・無条件で、相手は何も悪くない。間違っていない。と言える。
    ・他の人がその人の代わりにならない。
    ・私を笑顔にする方法(コツ)を知っている。
    ・自分を肯定し続けてくれる。
    ・この先、たとえ喧嘩しても何十年先も一緒にいられるという自信がある。

    自分のことをわかってくれる人がいる幸せ、恋愛関係だけではなく、大切な人をもっと大切にしようと思える話でした。

    ちなみに……話の中に出てくるエリッククラプトンのワンダフルトゥナイトも良い曲です。
    この曲を一緒に聞ける人とは結婚したい!と思えるほどの曲を持っていることも素敵だな、と思う。

    サクっと読める作品なので、時間がないけどキュンとしたいという人にオススメ(*^^*)

  • 4/28
    ゆーじろー紹介本

  • ルームシェアってしたことないけど、こんなルームシェアならしてみたい。と思えるお話しでした。

  • 世界観は好き。でも、最後が苦手なパターンです。

  • 読みやすく淡々と終わる、と思いきや、変な終わり方で無難にまとめられた。でも悪くないと思わされるところがいいのかも。

  • 失ってから初めて大切さに気付く。


    月並みな言葉だけど、その通りだと思わされる作品。


    ふとしたことから同居生活を送ることになった美央と陸。
    つかず離れずの間柄を五年間も続けてきたふたりだったが、あるとき美央が陸に”生贄彼氏”になってほしいと頼んだことから、その関係に少しずつ変化が訪れ始める……。


    設定は草食男子と肉食女子のルームシェアなのですが、陸みたいな同居人がほしい!


    読んでて何度も美央に腹が立ったけど、美央が作中で述べているように



    陸は陸なんだよね。


    他人から見ればこれって普通じゃないって思うことも、当人たちからすれば当たり前のことで


    だからこそ、二人の関係をを愛というありきたりな言葉で片付けてほしくなかったんだよね。


    「運命の人はいなくなったときに初めて気づく。その人を失って、涙を流して、後悔の味がしたとき、運命だったと知るのだから。」


    探しても見つからないよ。運命の人は。

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