鬼の棲む楽園

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 47
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796677196

感想・レビュー・書評

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  • 退屈しないで最後まで読めた。
    そこそこの出来。

  • 沖縄にまつわる民俗学的な要素や呪術をモチーフにしたホラーミステリ。猟奇殺人あり、どろどろの因縁ありで雰囲気たっぷり。ストーリーとしての基本はしっかりミステリだけど、まとわりつくホラー要素もかなり読み応えありです。この世の中、何もかもが科学で解明されることばかりじゃないのかもしれませんね。
    一族にまつわる「呪い」の正体は、民俗学的見地からするとかなり面白いものでした。なるほど、と納得。でもこれ、現実に存在する風習だと思えば、かなり怖いことです。

著者プロフィール

中村啓

一九七三年、東京都生まれ。第七回「このミステリーがすごい!」大賞・優秀賞を受賞し『霊眼』にてデビュー(文庫化に伴い『樹海に消えたルポライター~霊眼~』に改題)。他の著書に『奄美離島連続殺人事件』『美術鑑定士・安斎洋人「鳥獣戯画」空白の絵巻』(いずれも宝島社)などがある。

「2019年 『ZI-KILL 真夜中の殴殺魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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